あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

田舎の義母と鎌倉へ

2005年10月04日 09時26分06秒 | 鎌倉
今、NHKの大河ドラマで「義経」を放映中です。おとといの日曜は「腰越状」でした。義母は大河ドラマをうちで見た翌日に二人で鎌倉へ向いました。帰りの新幹線の時間の関係で、腰越状の舞台の万福寺には行けなかったのが残念。
訪問地に選んだのは「鎌倉大仏」「長谷観音」「鶴岡八幡宮」とベタな鎌倉観光です。
私の住んでいる街からはだいたい1時間半の移動時間です。以前にも田舎の友人を案内して2度程同じ所へ行きました。なので今回も同じように案内して回るつもりだったのですが、友人と違い義母は「年寄り」だという認識が私に欠けてました。
それのどこが問題なの?と思いましたか?
自分と同年代でない人を同伴した場合は、気配りのポイントが違うのでした。つまり年配者は
1)『階段』を昇り降りしたがらない。
2)『トイレ』に行きたがる。&水分を取りたがる。
3)『休憩』したがる。
4)返事はしていても『説明』を聞いていない。
5)自分ペースでしたいことが優先順位。効率は二の次。
6)道は日陰を歩きたがる。
アレ?なんか小さな子どもと出かけた時と同じような??
でも、藤沢駅のどこに階段を登らずに住むエスカレーターもしくはエレベーターがあるか?など事前チェックしてませんでした。
「鎌倉大仏」のどこにトイレがあるかなんで(以下同じ)
当然考えておかねばならんことでした。失敗。
義母は寺や神社へ行くと必ずお札やお守りを買う人でして、それはそれは信心深いのです。なので寺を訪れたらまずお清めの水で手を洗い、お賽銭箱のある所では必ずお賽銭を入れる。「お賽銭を借りるのはよくない」と小銭を探したり、お清めの水のある所まで引き返す。
これも次回からは気をつけねばの。
事前にお賽銭用の小銭を用意して、お清めの水の場所も先に案内して。
自分と全く違う考えの人と同行するといろいろな発見があって面白い。ちなみに私はお賽銭はしないです。なぜって、お寺へ入る時に「入山料」という名のお賽銭を払っていると思うので。
ちなみに今回一番胆を冷やしたのは、
江ノ電の極楽寺駅を出て「次ぎで降りるから」と義母に声かけると、彼女は「切符出さな」と手に切符を用意した。
長谷駅で私は義母に「着いたで。降りるよ」と声かけてふと、ホームで見回すと彼女の姿がない。
「何でじゃ!!」と泡くって必死で探すと、今まさに出発しようとする江ノ電の中で焦る様子もなく座っている義母の姿を発見した時です。
大慌てで電車へ走り叫んだ私。「おかあさん、ここで降りるのよ!!!!」
笑ってごまかされた。駅員さんに頭を下げた私。もしかせんでも出発を数秒遅らせてしまったような。
返事してても話を聞いていないこともある。気をつけんとな。
コメント
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