以前住んでいた市では、苗木の配布が頻繁に行われた時期があり、我が家の樹木はその時に入手したものがほとんどである。このアンズの木も直径1cm位の苗木であったが、今では20cmほどの巨木になった。春先の花を楽しむことはできるが、近くに受粉する仲間のアンズが見当たらず、果実はほとんど期待できない。
秋の収穫を夢見ながら、今でも昆虫頼みとはいささか心もとない。
中国原産の落葉小高木で、古い時代に日本に入った。
果樹として広く栽培され、長野の更埴市はアンズの里として知られている。
花期:3~4月。
(寅太の庭)
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ご覧の通り、花の綺麗なのは桜や梅に負けてはいません。
でも実がなるかどうか分かりません。それでも毎年数個(10ヶ以下)は収穫できます。
前に住んでいたF市ではもっと生ったような気がします。
豊後梅の花粉を提供し、前の家から収穫した実を貰う権利があったんですね。
子孫を残す力はあっても、相手がいないと駄目な見本のような木です。