【喜多院】②
仏教の修行の最高段階に達した人が羅漢ですが、喜多院には538体の羅漢があります。喜多院の五百羅漢は、天明2年(1782)から文政8年(1825)の約50年間で建立されたもので、日本では最も知られた羅漢です。
(天海僧正お手植えのマキの木) (家光公お手植えのサクラ(2代目))
上記の8家に川越藩が見当たりませんが、川越の越前家は三方領地替えの御沙汰止みの後で、15万石から2万石加増され17万石になり、慶応3年に前橋藩に転封となりました。わずか1年で明治維新を迎えました。
勝山→大野→山形→姫路→村上→姫路→山形→白河→姫路→前橋→川越→(前橋)と、川越にくるまでに10回の転封を重ねました。借財が23万両で藩財政は破綻の状態でした。 (川越市:2012.09.07) (つづく)