高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ぶらりと高尾へ・初夏の草花(その6最終回)

2012-07-12 05:58:35 | ぶらりと高尾山
(つづき)
日に日に暑くなり、いよいよ夏本番となります。初夏の草花シリーズも今回が最後です。雨が止んだ先日9日(月)の朝早く、日影沢の登山路を急ぎました。目当ての花はガガイモ科のスズサイコ(鈴柴胡)です。
陽が当たると花が閉じますので、早朝か夕方か、もしくは雨の日でないと開いた花は観察できません。残念ながらこの日は閉じていましたが、陽が上ったからか、あるいは蕾だったのかも知れません。情報によれば陣馬山では開花していますが、高尾はちょっと遅れているようです。


(閉じたままのスズサイコ)

スズサイコが開花してなくてがっかりしていましたら、後ろの藪に赤いものがあるのに気付きました。満開のツツジの仲間ですが、スミレとツツジは苦手なので、7月に咲いているこのツツジの名前はわかりません。

 
(ツツジの仲間)         (シオデ)   

 
(ヤブコウジにヤブカンゾウ)

 
   (クララ)     (オオバウマノスズクサ) 

 
(オカタツナミソウ)     (ムラサキシキブ)  

 
  (トモエソウ)        (ミヤマタニソバ)

 
 (ヒメヒオウギ)       (ミヤマタニワタシ)

男坂を登った右の石垣に、ヒメヒオウギ(姫檜扇)が咲いていました。自宅に生えているのでアフリカ産の外来種だとわかりますが、花姿だけでなく名前まで日本種のような植物は困ったものです。
週末は田舎の長岡に行ってきます。いつもの放浪の旅ではなく、寅太家の正式な行事です。帰ってくる来週にはまたお付き合い願います。
シリーズの最後は、9日に撮った腐生蘭で閉めてもらいました。

 
   (ツチアケビとキバナノショウキラン:2012.07.09)

(高尾)        (おわり)

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2 コメント

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昼は寝て待て (信徳)
2012-07-12 06:33:05
スズサイコは夜行性の寅太さんにはウッテツケの植物ですね。夜開いて朝に閉じる・・・寝ている暇がありません。ガガイモの様に実が出来ると毛が生えて何処かに飛んで行くのでしょうか?
花は夜ひらく~ (寅太)
2012-07-12 07:31:04
信徳さん、おはようございます。
そうなんです。スズ最高というくらいですから。
そうか寝る暇がないのか。
では昼寝だね。
そうです。あのさやのような袋に種が入っていて、キジョランのように飛んでいきます。
高尾からアサギマダラに先導させて、群馬まで飛んでいきましょうか。

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