高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

シロバナフクシマシャジン

2013-09-01 05:40:14 | 山野草
ツリガネニンジン(釣鐘人参)とフクシマシャジン(福島沙参)の違いは、萼裂片が線形か披針形で全縁かで見分ける。ところがフクシマシャジンには、花が白色のシロバナフクシマシャジン(白花福島沙参)もあることがわかった。
いままでフクシマシャジンの微妙な色の違いは気にしてなかったが、いつも持ち歩いている「高尾山花と木の図鑑(菱山忠三郎)」を見ると、高尾山で発見された花の一つにシロバナフクシマシャジンが載っている。では本ブログのフクシマシャジンをあらためて見たら、これもシロバナフクシマシャジンに近い白色であった。


(高尾山で発見されたシロバナフクシマシャジン)

 
(右の淡紫色はフクシマシャジン)

白花福島沙参/キキョウ科/ツリガネニンジン属。
山地のやや乾いたところに生える多年草で、フクシマシャジンの白花種。
葉は普通は輪生するが、時には対生も互生もする。茎頂に白色の鐘形の花を付ける。萼裂片は披針形で全縁。
花期:8~9月。
(高尾山)
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コメント (2)
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