高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

埋蔵金を追って日光にとぶ(その4:中禅寺)

2010-01-29 00:10:50 | 地理

【日光山中禅寺】

中禅寺湖だから近くに中禅寺があっても不思議ではないが、じつはここに来るまで知らなかったのである。寺が実在するとなれば、寺があっての中禅寺湖になる。
立木観音を納めた本堂の、一段上に五大堂があり、ここからの中禅寺湖および男体山の眺めは素晴らしい。
立木観音は通称で、正式には十一面千手観音菩薩で、重要文化財の指定を受けている。日光を開山した勝道上人が、カツラ(桂)の立木に刀で刻んだ一刀彫で、観音には根が付いているのである。じつに温和な表情で、これを見ればしばし埋蔵金など忘れてしまう。
境内にはカツラの巨木があり、また境内の愛染堂は、ここで松竹映画「愛染かつら」の撮影があったと記してあった。埋蔵金は忘れたといいながら、仁王門とカツラの大木では太陽の光を微妙に映し、かなりダイヤモンドにはこだわっているようである。


(五大堂からの中禅寺湖展望)

 
(陽光を背後に仁王門)  (鐘楼、山門と後ろは男体山)

               
  (立木観音堂)      (重要文化財立木観音)     

 
(本堂裏の五大堂からの眺め)

 
(桂の大木)            (愛染堂)

(日光市)
コメント (14)
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