高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

タラヨウ

2008-12-19 00:09:02 | 樹木
相模原公園のメタセコイヤ並木の横にタラヨウ(多羅葉)の木があり、真っ赤な実が付いていた。
この木はハガキノキ(葉書の木)といわれ、葉の裏に尖ったもので字を書くと黒く変色し、葉が枯れても文字はかなり長期間残るようである。
わざわざ看板に、あて先を書いて切手を貼れば相手に届くと、ちょぴり悪戯をすすめるように書かれている。
葉の裏を見ると、すでに文字がたくさん書いてある。なるほど、葉に書くからハガキ(葉書)かと感心しながら、早速書いてみた。 一文字であるが名前を明らかにしたようなものであるから、後でお叱りを受けるかも知れない。

 
(なるほど、これが葉書)

多羅葉/ユキノシタ科/モチノキ属。
雌雄異株の常緑高木。別名ハガキノキ、ユウビンノキ。
葉は長楕円形で厚く葉縁に鋸歯がある。前年伸びた枝の葉の付け根から緑黄色の小さな花をたくさん咲かせ、秋には丸い赤い実がなる。
名前の由来:中国の多羅樹に似ていることからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(神奈川県立相模原公園)
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コメント (6)
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