私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

仕事が何とか一区切りで、やっとブログ再開。アオバズクです。今年こそ巣立ちのヒナと並んでいるのを見たいものです。

2024年5月15日(水)鮎川港~金華山沖

2024年05月23日 | 金華山沖・仙台湾

■2024年5月15日(水)6:00-8:00【天気】晴れ、波高し【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】鮎川港~金華山沖宮城県中部GPS波浪計周辺
【種名】アカエリカイツブリ、ウミウ、オオミズナギドリ++、ハシボソミズナギドリ+、ウミネコ、オオセグロカモメ(4科6種)
【メモ】前日の海況は、波が高い予報だった。これまでの経験から、波が高い日に行くと、悲惨な結果になるので、これは中止にした方がいいと、ご一緒していただく予定になっていた方に電話した。しかし、明日行かなければ今シーズンは予定が入っていて難しいので、一応朝行ってみて決めることにした。6時30分出港予定だったのを6時にして、沖に出たらどうなるかわからないよと言われ、とりあえず行ってみることにした。しかし、鮎川港を出て、網地島を右舷に見る頃から、もうすでに風がないはずが十分風があり、海面は細かく波立ち、上下左右斜めの揺れがすごくて、ほぼ撮影不可という状況だった。金華山を過ぎても、オオミズナギドリ1羽しか出ず、GPS波浪計に着くまで、途中ひとやまあるはずがそれもなく、あっという間にポイントの海域に着いたが、何も飛んでいない。さざ波はなかったが、波の高さと言うより、うねりがひどかった。こんなことは長年やっていて初めてだった。これ以上、沖に出てもだめということで、引き返したところ、金華山に近いところで、ハシボソミズナギドリの30羽以内の群れが海面にまとまって浮かんでいて、さらにオオミズナギドリ100羽もいない群れが、浮かんでいるだけだった。普通は、ハイイロミズナギドリとオオミズナギドリの大群に混じって、ハシボソミズナギドリと、アカアシミズナギドリがいる。ただし、ハシボソミズナギドリがまとまっているというのも初めて見た。
これはもう、フェリーに乗って確かめるほかないと決めた。

【写真】
  
コバルトラインの夜明け
  
アカエリカイツブリ夏羽/ウミネコとオオセグロカモメ
  
例年はここにたくさんのオオミズナギドリが飛んでいる/ハシボソミズナギドリ
  
ハシボソミズナギドリ/GPS波浪計/輸送船
  
ハシボソミズナギドリの小群が浮かんでいた/ハシボソミズナギドリ
  
少ないがオオミズナギドリの群れ/オオミズナギドリ


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