私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2024年6月3日(月)・4日(火)立山室堂平(1)概要と風景写真

2024年06月10日 | 県外・国外・その他

■2024年6月3日(月)8:30-13:30 6月4日(火)5:30-9:30
【天気】晴れ時々曇り【機材】EOSR5+RF100-500mmL、 EOSR5+RF16mmSTM、ISO100
【場所】立山室堂平
【種名】ライチョウ、アマツバメ、ハシブトガラス、イワツバメ、ウグイス、メボソムシクイ、イワヒバリ、カヤクグリ(7科8種)
【メモ】2022年、2023年は、新宿から夜行バスに乗り、翌朝7時着で、日帰り、1泊の探鳥を行ったが、今回はバスもこの時期はないので、通常のルートで行った。2日(日)仙台-大宮-富山を新幹線で行き、JR富山駅・富山電鉄駅前に前泊。3日(月)は、5時の始発で電鉄富山駅-立山駅。そこからこれも7:00始発のケーブルカーに乗る予定だったが、待合室にいる時、石川県で震度5。立山駅ではそれほど揺れなかったが、ケーブルカーの点検作業が入り、7:20発となる。急傾斜を登り、美女平に到着。ここからはバスで、室堂ターミナルに着いたのは8時過ぎ。夜行バスよりちょっと遅いが、新幹線で東京まで行って、そこから夜行バスよりはずっと疲れないで済む。
標高2450mの室堂ターミナルから、外に出るとほぼ雪だらけで、サングラスを持っていかなかったので、やたら眩しい。体調も5月中旬の寒暖の差から、例年副鼻腔炎がひどくなり、行きつけの耳鼻科で薬を2週間分もらってきたが、何しろ咳が止まらない状況。室堂広場から少し先まで行って、標高3015mの雪の雄山の写真を撮影する。16mm+偏光フィルターのセットが、必須の風景。そこから戻って、とにかく荷物を宿泊先のみくりが池温泉まで運ばなければならないので、辺り一面雪の道をとぼとぼ歩く。途中、一度坂になり、降りるのに滑るので、みんな苦労していた。下に降りたところで、雪のみくりが池が見え、道の両側が雪解けでハイマツが見える状態。そこで、1羽目♂。降りたあたりから石段を少し登り、今度は下りとなる。みくりが池斜面で、ライチョウ♂2羽が、雪の上で、縄張り争いをしているのがおもしろかった。二度ほど、2羽で飛び回っていた。この辺りは両側は雪がなくなっている。というか、雪がないのは、みくりが池の周遊路あたりだけだった。急な下りから、みくりが池の岸近くに降り、また登って宿泊地の温泉に到着。荷物を頼んで、げほげほ咳をしながら(と言っても熱があるわけではない)、また、来た道を戻って、室堂ターミナルのホテル立山へ。早速、サングラスを買い、娘・孫たちにお土産を買って、宅配便で送ってもらい、食事をして、一息ついて初めに、ホテル続きの立山自然保護センターに行った。ライチョウマップに情報を提供し、シールをもらって、早速、鏡胴に貼った。そこから、また、みくりが池温泉を目指し、サングラスをかけ、ライチョウ探すより人を探せという状況で、宿に戻ったのは、13:30過ぎ。宿では温泉にゆっくり入り、部屋で休んで、17:30の夕食。部屋に戻って、くつろぎ、また温泉に入って、その日は寝たが、咳がひどくて大変だった。星は曇りで、出ているか出ていないかわからない状態だったので、撮影は、最初からしないことにしていた。
朝は、5時に起床し、温泉入浴。それから、昨日も行ったが、みどりが池付近まで遊歩道を歩き、イワヒバリやカヤクグリがいるのを見ながら、室堂山荘まではまた、雪上を歩かなければならないのでやめ、エンマ台にペアがいるというので、そこでしばらく時間を過ごした。ライチョウは遊歩道のあちこちにいて、とにかく登山客や観光客に囲まれているので、見つけるのには苦労しなかった。これだけ見れば十分なので、宿に戻って、また温泉に入り、チェックアウトし、来た道をとぼとぼ歩いて、室堂ターミナルに着き、ザックなど荷物の大半を宅配便で送ってもらい、カメラとミニザックだけの身軽になって、室堂平を後にした。まだ、ヒナとか、幼鳥とかは時期が違うので見ていないが、今回は、これで十分だった。13時頃の新幹線に乗り、自宅に着いたのは17時頃だった。電鉄富山から室堂ターミナル往復web切符が9800円くらいだったが、これは切符1枚なので、よかった。電車にもしばらくぶりに乗った。下山は午前中であれば、全然待つことがないので、いい感じだった。
【写真】
<16mm>1日目
  
雄山と浄土山。すばらしい景色だった。/振り向いてホテル立山
  
みくりが池と雄山、浄土山
  
エンマ台への遊歩道/みくりが池温泉下の地獄谷/みくりが池と雄山
<100-500mm>
  
雄山/浄土山
  
早朝の雄山/みくりが池
  
みくりが池/地獄谷/雄山と山崎カール。こちらのルートはかなり厳しい感じだった。本格的登山も当然冬山はやらないので分からないが。


Copyright(C)2024 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


この記事についてブログを書く
« 2024年6月4日(火)今日見た雷鳥 | トップ | 2024年6月3日(月)・4日(火... »