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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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観察図鑑 ヒレアシシギの吃水

2006年09月18日 | 観察図鑑
■観察図鑑 ヒレアシシギの吃水
【場所】石巻雲雀地区埋立地・鳥の海
【種名】アカエリヒレアシシギ,キアシシギ
【備考】久しぶりにアカエリヒレアシシギを見て,ちょっと感動したことがある。趾にカイツブリのようなヒレががある(「弁足」というそうです。項目「趾 (鳥類)」Wikipedeiaより)ので泳ぐのが得意。くるくる回ったり方向転換も自在(写真の幼羽は回転,成鳥は前進,水紋を見てください)。それもそのはず,吃水が写真のキアシシギと比べると全く違う。下に沈んでいる部分が少ないのだから当然水の抵抗も少ない。それに比べ,鳥の海で見たキアシシギは今にも沈没しそうで,泳ぐスピードもやたら遅い。蒲生でハヤブサに狙われて泳いで岩陰に隠れたのを”8mmフィルム”で撮影したことがあったが,緊急事態には飛ぶより苦手な泳ぎでも隠れた方がいいのかもしれない。ちなみにフロリダで見たアンヒンガ(アメリカヘビウ)はほとんど沈没状態で,首が潜望鏡みたいだった(笑い)。
【写真】
  


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