お正月から、何度か神社やお寺にお参りするチャンスがありました。
去年から年越しは池地区の山神社に決めています。お客さんと一緒に1月4日にもう一度お参りしました。
伊東市内では珍しい田園地区にあります。今上天皇が二度も立ち寄られたというのはなぜでしょうか?
同日、大室山(浅間神社)にも上りました。
大室山のご祭神は磐長姫命(イワナガヒメノミコト)です。富士山をまつる浅間神社のご祭神はほとんどが木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)。
この二神は大山祗神(オオヤマズミノカミ)の三女と四女ですって。妹の木花開耶姫命は美人の誉高く、姉の磐長姫命は不器量。故あって二人一緒に嫁入りしたものの、木花開耶姫命ばかりかわいがられ、耐え忍んだ磐長姫命は結局実家に戻されてしまいます。その後二神は仲たがいしたままというドラマチックなお話があります。
磐長姫命は安産の神様として知られているそうです。
五智如来。安産のお礼に奉納されたものだそうです。
興味がある方は以前に書いた「大室山を歩く」を読んでみてください。
東京の友人が、ご自宅からビルの間に小さな富士山が見えることに気づいて「すきま富士」と名付けてFBに時々アップしてくれます。
これも一種の「すきま富士」何度も大室山に登っていますが初めて見ました。
三嶋大社にも初詣。これは舞殿。慶応3年(1867)竣工です。
ご神木。クスノキだったと思いますが巨木です。三島大社には何度も参拝していますが初見でした。同じところでも季節が変わったり同行者が変わったり、自分の心理状態によっても、見えるものや感じるものが変わるものですね。一緒に行った友人たちも感動しています。(掲載許可はもらってます!)
巨木といえば、南伊豆町のお花見に行った時にお参りした三島神社。ここにも夫婦楠が。
大徳寺聚光院伊東別院(このサイトの写真がよく撮れていると思いましたので繋げました)が1月3日に参拝できることを、FBで知りました。
茶道を習ったものとしては、聚光院は利休の墓所ですから特別なお寺です。どのように参拝できるかわからず、敷居が高かったので喜んで参拝しました。(パンフレットの表紙)
建物は「21世紀の寺」をテーマに吉村順三さんの設計です。南に開けた明るい直線的なフォルムが印象的ですが、皇居新宮殿の設計も手掛けられたと聞くと肯けますね。
庭園も、茶庭もすてきですが、ロケーションも最高です。
大島をはじめとして伊豆七島がほとんど見えます。三浦半島、房総半島を臨み、初島、川奈ホテルは眼下手をのぼせば届くほど。
もちろんもう一つ。
耳目を集めているのは、千住博画伯の「滝の絵」を中心に77枚の襖絵があることでしょう。去年テレビ放送もあったのでご存知の方も多いかもしれません。写真は前掲大徳寺聚光院伊東別院 からご覧ください。「檀那の間」の滝の絵が少し見えますね。
毎月第二土曜日の座禅会も始まりました。3月9日の座禅会の後、見事な三日月が!
今年は、心新たに、正しく生きようと思っています。
(この頃、語変換のレベルはとてもよくなってきているのですが、神様関係になるとほとんど変換してくれないのには、びっくりさせられました)