脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

右脳を使って楽しみました。

2014年06月20日 | 私の右脳ライフ
先日参加した、伊豆ビューティフェスタではお花のアレンジメント教室がありました。
小さなガラス器の縁にパールを張り付けて、バラ3輪とツタの葉を挿すというごく簡単なものでした。
簡単な割にはカワイイ作品になり、とっても自己満足。

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思いついて、庭の名残りのバラを挿してみました。。

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気をよくして、盛りのアジサイ(墨田の花火)

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赤いバラもありましたので。緑の葉はドクダミ

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作品作りの過程を考えてみましょう。、
まず筆頭には「そうだ、庭の花で別のアレンジをしてみよう!」と発想しなくてはいけませんね。
考えてみればすぐわかる話ですが、その時さらに先行して必要な脳機能は、「やろうと思いつく」意欲です。
これらは前頭葉機能です。

いつでも何か始めるときには、必ず前頭葉機能が動き始めているのです。

次のステップは、庭に出て行って花を見る。どの花にしようかと考えるとき、色や形が判断の基準です。
「イキイキしているか」とか「虫食いや枯れた部分はないか」というような判断は、右脳の情報をもとにしてやはり前頭葉が機能しているはずです。
ベースは色や形ですから、当然これは右脳の働きです。
結局のところ、色や形から「好きな」花を選択するわけです。

↓あるバラ全部。美は省略するところにあることがよくわかりました(笑)。

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右脳は「好きか嫌いか」が判断基準。
「よく遊び、よく学べ」の時の「よく遊び」の脳。「もっとやりたい」楽しいに決まってます。

左脳は「正しいか正しくないか」が判断基準。
「よく遊び、よく学べ」の時の「よく学べ」の脳。「やらねばいけない」がんばらなくてはです。

脳の老化が加速されて小ボケや中ボケのレベルになった時には、読書や漢字や計算のドリルなどの左脳がベースの刺激よりも、右脳ベースの刺激がいいのは、正否がなく好きか嫌いで済むから。
自分が好きで選んだものは、お気に入りになり、満足につながり、さらには「意欲」につながるからなのです。

ブログ右欄のカテゴリー内「右脳の働き」に右脳のことをたくさんまとめてあります。その中でも色や形に関するものをいくつか挙げておきます。

右脳を使うことは楽しいか?

色って右脳なんですか?

続「せいさく」ー脳活性化のテーマ

色の並べ方に正解はあるか?

右脳と左脳の働き方の差がわかります。(付録)うまくリンクできないようです。2010年11月16日の記事です。

脳障害の解説②左脳障害―左手のピアニスト


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