5月31日からドイツの旅を楽しんできました。この時期を選んだのは二つ理由がありました。
1.5月中の出発なら、エアチケットがとても安かった。サーチャージ込みで往復12万円以下!
2.6月の南ドイツはベストシーズンで、ドイツ人が好んで夏休みを楽しむところといいます。
緑がきれい、天気が良い、白アスパラの旬・・・
その中でもベストといわれる、ミュンヘンから東に進み、オーストリアザルツブルクの手前あたりの、どこでもサウンドオブミュージックの舞台になりそうな地域に的を絞った旅でした。
なのに・・・
渡船場が水没したキムゼー
冠水というより水没した道路
バイエルン州中の消防車救急車が
ドイツというか欧州は、一つの平野です。川の流れも日本のように急峻ではありません。予想外の雨が東欧から南ドイツ一帯に降り続いた結果、水がはけないことになってしまった訳です。
土石流は見た限りではありませんでした。何しろ水量が多いのです。
いたるところの川が、大きい川も小川も際まで水が来ていたり、そこここで決壊していたり。
決壊しても、なだらかだからでしょうか、ジワジワと水が進んでくる感じのほうが強くて、ほんとに日本とは違うと思いました。
(帰国後知ったのですが死者があったとか。大災害だったのですね)
そうそう、ドイツの誇るアウトバーンも通行止め。
その正確さや安全さで、日本のJR と並び称せられる、ドイツ国鉄ドイチェバーンも通行止めの箇所が。
その結果、ミュンヘンに帰る電車はInterCityExpress(新幹線のような電車)に乗れずに、ローカル線乗換になったのですが、これがまた素朴な風情でなかなか楽しめました。
今回の旅は、私の高校同期生グループに、同期生の友人と私の夫計7人。
ドイツ駐在体験があってドイツが大好きなその友人が、この100年に一度といわれる大雨の中レンタカーを駆使して、当初予定はほとんど達成してくれたのです!
宿も居心地がよいうえに安い!、食事の時のビールやメニューの説明も的確。焼き立てパン屋さんやスーパーにも連れて行ってくださいました。
白アスパラ直径3センチくらい!
そのシュパーゲルをいただいた市川市の姉妹都市Rosenheimer市のレストラン
かえってゆったりとした「修学旅行」を楽しむことができました。
I丸さん、本当にありがとうございました。
後半はお天気に恵まれた心が洗われるような旅が続きました。(続)
ローテンブルクのロートアイアンの看板