脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

小布施便り「脳のリフレッシュ教室」スナップ集2

2012年08月02日 | 認知症予防教室

この日には他の脳のリフレッシュ教室も見学しました。
ななくさの会
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2012_0720_135100p1000111メンバーが先生になって賑やかな書道教室が繰り広げられていました。
一見静かに打ち込んでいるように見えるでしょうが、実際はお手本があちらこちらに飛び交ってそれは楽しそうでした。

象形文字のようなお手本で
「絵を書くつもりでノビノビと」という先生の声にこたえるように皆さんのびのび楽しんでいました。

この書体を選んでくださった先生の作戦勝ち。
まあ、ななくさの会はもともと積極的で自由奔放なメンバーがいらっしゃいますよね!

東部地区
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2012_0720_140800p1000115ここはボランティアさんが教室運営に関わってくださってます。
箪笥の肥やしになっているスカーフを使ってブローチを作っていました。
(内緒ですが、来年の交流会の衣装になるみたいですよ)

「その生地まわして」「あら素敵ね}など実に楽しそう。やはり色は右脳。右脳は楽しい脳なんですよね。

大きさがまちまちなのも、脳のリフレッシュ教室としてはとてもいいです!
規格品である必要はないのです。自由に自分らしくのびのびと楽しみましょう。

都住地区
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2012_0720_144200p1000121ここでは、絵手紙の先生をお願いしていました。と言っても初回だけだそうですが。

説明を聞いている時にはちょっと緊張気味のようでしたが、実際に描き始めると、結構大胆に筆が動き始めて、一気に和やかな雰囲気になりました。

やはり脳は「使ってナンボ」なのです。

何度も繰り返しお話ししていますが、認知症予防教室では(絵画教室と違って)うまく描くことではなく楽しく描くことが目標です。右脳を使ってみるということが大切だからです。

今回の小布施では各地区の教室巡りまで出来て充実した旅になりました。
ありがとうございました。


小布施便り「脳のリフレッシュ教室」スナップ集1

2012年08月02日 | 認知症予防教室

小布施町で撮ってきた写真が復活しましたのでアップします。というのも恥ずかしい出来ですが。何しろ携帯ですからあしからず(-_-;)

山王島10周年記念会「ふるさと」合唱
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とくに誰かに指示されるということもなく、自然と起立して歌い始めます。足腰の悪い人はもちろん座ったまま。皆さんが大きく口をあけて真剣に歌います。

こういう情景を見ると、10年間かけて皆さんの中に当たり前として出来上がった、脳の健康を守る習慣があるのだと嬉しくなります。

またこの写真を見ていると、男性が多いと思いませんか?山王島が10年も継続でき、そして今後も継続していけるだろうということのカギは男性陣の参加が多いということもあるかもわかりませんね。     
いつも写真をとってくださる久保田さん。90歳を超えられたのですね!
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男性の参加者が多い教室のメリットは、
1.参加することの垣根が低くなる。
「あの方が参加しているような教室なら、ほんとにボケた人のための教室ではないんだ」

2.企画力のある人、人脈を持っている人が多い。
「こんなことなら皆さんが楽しめるだろう。それならあの人に協力をお願いしよう」

3.運営することに手慣れた人が多い。
「準備は。時間配分は。分担は。」全部おまかせできる!(今回のようにね)

もちろんデメリットもあります。
得てして男性陣が主導すると、教室のカリキュラムが左脳に偏りがち。
「まじめに学ぶ」傾向があります。
認知症予防教室は、楽しい。時間がたつのを忘れ、終わった時には次回が楽しみになる。おなかを抱えて笑う。右脳を発揮した達成感。おしゃべりetc
これが絶対に必要なのですから!

山王島は合唱の写真を見てくださればわかるように、和気あいあいと楽しそうな感じがありますね。いくら男性陣が多くても左脳に偏ってない証拠です。

山王島の皆さん。これからも楽しく続けてくださいね。小布施町のモデルなのですから。


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