新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

1月17日

2012-01-17 05:37:43 | 日記・エッセイ・コラム

今から18年前の1994年1月17日の早朝(現地時間)、ロサンゼルスで大地震が発生しました。

Wikipediaによれば、「ノースリッジ地震」と呼ばれているようですが、私の記憶に残っているのは、バタバタと倒れているハイウェイの高架と、それについての「日本ではこんなことはあり得ません」的な日本の「専門家」のコメントでした。


その時は、「ふ~ん、そうなんだろうな…」と、単純に思っていました。


「ノースリッジ地震」からちょうど一年後の1995年1月17日の早朝(日本時間)、兵庫県南部地震が発生し、「阪神・淡路大震災」が起こりました。


その日の朝は、阪神地域でかなり大きな地震が起こり、火災が発生しているという程度の情報しかないまま出勤したのですが、職場に着いてTVを観るうちに、とんでもない大災害であることを知りました。

とりわけ印象に残っているのは、あちこちから火の手が上がる神戸市内の空撮と、そして、完全に破壊された阪神高速の高架でした。


これを見て思い出したのが、一年前の時の「専門家」のコメント。


話が違う


想定外」という言葉を安易に使うのは、想像力(イマジネーション)の貧困さを示すようでイヤなのですが、それでも、どうしても災害というのは避けられないと思います。

そんなとき、災害の教訓を生かして「想定外」の範囲を狭め、対策を強化することが、犠牲になった方々への一番の供養になると思います。


コメント
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