原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

ワクチン2回摂取でも、オミクロン抗体ある人は3割弱にとどまっている現状

2022年04月14日 | 医学・医療・介護
 今日は朝より、鼻水垂れ流し状態の私だ。
 
 元々“花粉症”が重症のため、今の時期は鼻水タラタラでも何ら不思議ではないのだが。
 それにしても、しつこい鼻水だ。 ほんの1時間でティッシュボックス3分の2程のティッシュをゴミにしたか?

 それでも止まることを知らない鼻水状態を鑑みて、検温をしてみた。 
 36,5度。 平熱がいつも35℃台の私故に、微熱があると言えばそうなのだろう。
 もしや、コロナ感染!?!? それにしては鼻水以外に症状が何もない。
 とにかく鼻水に耐えつつ普通に暮らすしかない、と判断して。

 午後3時の現在、朝よりは鼻水の量は減ったが未だ体温は36,5度のようだ。



 話題を大きく変えよう。

 ここのところ高校時代の同級生から同窓会の誘いが来ている。
 一時仲が良かった女子からのメールのため、単にお知らせのみならず、メールにての雑談も交えて何度もメール交換をすることになっているのだが。
 それによれば出席される皆さんは、コロナ禍に関して何らの懸念もなさそうなのだ。😲 
 これに驚いた元医学関係者の私がその点に関して意見をするのだが、皆さんコロナなどお構いなしで出席を希望されているらしい。 まあ、同窓会の開催場所を外のテラスにする等の工夫はしている様子だが。



 さて、朝日新聞2022.04.13付 医療ページ「住民9割がワクチン2回摂取でも オミクロン抗体ある人3割弱」と題する記事を、以下に要約引用しよう。

 住民の9割がワクチンを2回摂取していても、オミクロン株の感染を防ぐ「中和抗体」は3割弱の人にしかなかったとの推計結果を、横浜市立大学が発表した。 同大は「(調査した段階で)集団におけるオミクロン株に対する中和抗体保有率が低かったことが、第6波の感染拡大が生じた理由のひとつと推察される」としている。
 調査は今年1月末~2月末に実施。 無造作に選んだ横浜市の住民6千人のうち、20~74歳の1200人あまりが参加。 摂取回数別でみると、2回が約90%と最も多く、3回は約6%だった。
 次に、参加者のうちどれくらいの人に中和抗体ができているかを推測しようと考えた。
 中和抗体を測るには詳細な分析が必要なため、無作為に約10%を選び、うち何人に中和抗体があるかを変異種ごとに調べ、参加者全体の中和抗体の保有率を推測した。
 従来株(デルタ株より前のもの)では87%、デルタ株では74%だったのに対し、オミクロン株では28%にとどまった。
 一方、この無作為に選んだ123人のうち、感染症がなく、3回目接種から1週間以上経った66人に限定して分析すると、全員にオミクロン株に対する中和抗体があることもわかった。

 (以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)



 話題を、現在誘いが来ている我が高校の同窓会に戻そう。

 この同窓会には、卒業後医師として長年活躍しているYくんも出席するらしい。 このYくんに関して言えば、当然ながら医療従事者職域接種でコロナワクチンを3回摂取済みだろう。
 その他の出席者の皆さんのコロナワクチン接種に関する情報は一切ないのだが。
 私の記憶によると、男女を問わず文系に進学した生徒が多い高校だっただろうか?
 コロナ禍を如何に捉えて出席を決断されているのかが、実際分かりにくい。

 確かに現在のオミクロン株に関して言えば、感染者の大多数が若い世代の様子だ。
 それを十分に見越して、高齢域の我々が同窓会との集団会食に参加しても大丈夫、なる判断を出席希望の各自がなされているのならばそれで良かろう。

 同窓会は6月開催のようだが、直前まで出欠を悩まされる原左都子でありそうだ…