原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

愛すべき海の生物たち ー vol.1 ー

2020年06月30日 | 雑記
 (冒頭写真は、昨日“コロナ対策予約整理券”にて入場した“葛西臨海水族園” 出口付近の水辺の生物コーナーにて撮影した光景。)



 昨日のハイライトは 深海魚コーナーにいた“この子”かな??

      
       不覚にも“魚名”を忘れたが…

      
  深海魚コーナーの暗い展示場で、私がこんな風に“この子”をじっと見ていると。
      

       目が合った途端に。

      


      
       水槽内を一回転して、


      
       私の前でピタリと着地するとの芸当を披露してくれるではないか!
 そして私の方を見て威張っている。 「ほーら、上手いだろ!」


      
       「おおおーーーーーー!!」と驚く私。
 「もう一回転して!」とアンコールしたかったが、次の客に場を譲ろうとすると目線が私を追いかけて来る!

 いえ冗談では無く、“この子”の大きな目玉が私を追ってよく動くこと。

 水族館で、魚と目が合ったのは初体験かも。😍 

 後ろ髪を惹かれつつ、私は次の水槽へ移動した。
 

本日また都内コロナ感染者数が基準値を超える中、敢えて行楽地の視察をしてきました!

2020年06月29日 | その他オピニオン
 (冒頭写真は、本日私が乗った都内某メトロ路線の始発駅での電車内の様子。  ご覧の通り窓が開けられている。 始発駅発車時の風景だが、乗客がまばら状態。)


 東京都で29日、新型コロナウイルスの感染者が58人新たに確認されたことが都への取材でわかった。 感染者数の1週間平均は50人を上回り、東京都が休業を再要請する基準と用いていた指標の数値を超えた。
 都内の感染者数は24日に50日ぶりに50人台となる55人となった後、25日に48人、26日に54人、27日に57人と高水準で推移。 28日には、5月の緊急事態宣言解除後最多となる60人を数えていた。


 何故私が危険を顧みず、本日このような手段をとったのかと言えば。

 都内では“職場クラスター”が複数の場で発生している事実にもかかわらず。
 小池都知事が安倍政権と結託してそれを事実上容認している現状下におかれている。


 とにもかくにも、日々真面目に職場に通い詰める我が娘がどう考えても実に不憫であるし、日々その感染の危険性を親として懸念している故だ。

 その現実を親である私自身が十分に把握して、現在の都心交通網の状況を視察したくなったからに他ならない。

 ただし、それを実施するに当たって私自身の行楽も視野に入れたのだが。



        

         葛西臨海水族園入口にてスマホ自撮り写真。  あらかじめネットにて整理券を入手し、自身の身分証明書も提示してやっと入場が許可された。 (館内マスク着用は全員必須条件!)



 本日は晴天に恵まれたこともあり、水族園内は親子連れを中心にかなりの混在状態だった。
 にもかかわらず職員氏達の安全指導努力により、園内はある程度事なきを得ている感覚はあった。

 鉄道網も私が乗車した路線に関しては、普段も通勤客で溢れている路線であるが。  さほどのマナー違犯はなく、特別“コロナ感染”に対する不安感を抱かないで済んだと結論付けられそうにも思う。

 ただ実際東京都では、「職場に於けるクラスター」が発生してしまっている状況下にある。
 これを如何に阻止するか!?
 東京都(小池氏)の発表内容とは、やたら新宿を筆頭とする歓楽街に偏っている印象を受けるが。

 「職場クラスター発生」課題こそが、今後の東京都に於ける「コロナ禍」対策の神髄の一つではあるまいか?

昨日の「都知事選4氏討論会」で、投票する候補がほぼ決まった!

2020年06月28日 | 時事論評
 来る7月5日は、私が住む東京都に於いて「知事選挙」の投開票が実施される。


 既にある程度の投票候補者を絞り込んでいたのだが、昨夜実施された「都知事選4氏討論会」をまとめたものをネットで見て、ほぼ投票候補者を絞り込む事が叶った。

 それにしても選挙目前にして、このような討論会が実施されるのは初めての事ではなかろうか?
 各候補者の主張が実に分かり易くまとめられているため、これを見そびれた都民の方々のために以下に引用させていただこう。

 
都知事選、4氏が討論会 コロナ対応の評価で違い際立つ
2020東京都知事選挙
2020年6月27日 21時00分

 7月5日投開票の東京都知事選で27日、候補者4人が告示後初めてオンラインでの討論会に出席した。 都内での新型コロナウイルスの感染者が再び増加傾向にある中、東京都のコロナ対応などについて、論戦を繰り広げた。 ダイバーシティー(多様性)をめぐる質問では、候補者ごとの意見が分かれた。
 ニュース配信ネットメディア「Choose Life Project」が主催し、ユーチューブでライブ配信された。 参加したのは、れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、現職の小池百合子氏(67)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)。NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52)は主催者の判断で招かれなかった。
 4人の主張の違いが際立ったのが、都内の新型コロナの感染者の抑え込みがうまくいっているかを問う質問だ。 小池氏のみが「○」を掲げ、他の3人は「×」とした。
 小野氏は、都による休業や短縮営業の要請に触れ、「経済回復を重視した政策が東京だけすごく遅い。 どんどんお店が厳しくなることを長くやってきた。それでいて、感染者を抑え切れていない。 非常にまずかった」と批判した。
 宇都宮氏は、3月下旬に小池氏が「感染爆発」などと発言したことに触れ、「その前から(感染は)広がっていた。 初動対応を誤った」と批判。 「東京アラート」についても解除後、感染者が増えたとし、「基準が不明確で混乱をもたらした」と指摘した。
 山本氏は「何よりも検査体制の拡充を大急ぎでやらなきゃいけない。保健所にかなりの負荷がかかった。感染症以外の保健所の仕事もあり、これに人員と予算を割く。無症状の感染者がどれぐらいいるか把握していく必要がある」と訴えた。
 小池氏は「夜の街関係の方々が積極的に検査を受けている。数字を比べればいいというものではない」と反論。 「第2波に備え、宿泊療養のホテルを押さえ、医療体制が逼迫(ひっぱく)しない状況を作った。 治療薬開発を後押ししていく」と述べた。
 候補者ごとに意見が分かれた質問も相次いだ。
 同性カップルの関係を公的に認める「パートナーシップ制度」の導入については、山本氏、宇都宮氏、小野氏が「○」、小池氏が「△」と回答した。 罰則付きの「ヘイトスピーチ禁止条例」の制定では、山本、宇都宮両氏が「○」、小池、小野両氏が「×」と意見が割れた。
   
 討論会の10の質問への候補者4人の回答
   ①東京の新型コロナ・感染者の抑え込みはうまくいっている?
 山本太郎氏=×、小池百合子氏=○、宇都宮健児氏=×、小野泰輔氏=×
   ②コロナなどで住む場所を失った人に住まいを提供する?
 山本氏=○、小池氏=○、宇都宮氏=○、小野氏=○
   ③東京五輪・パラリンピックの開催に賛成? 反対?
 山本氏=×、小池氏=○、宇都宮氏=×、小野氏=○
   ④同性パートナーシップ制度の導入に賛成? 反対?
 山本氏=○、小池氏=△、宇都宮氏=○、小野氏=○
   ⑤東京にカジノを誘致する?
 山本氏=×、小池氏=△、宇都宮氏=×、小野氏=○
   ⑥築地の地元経済は守られていると思う?
 山本氏=×、小池氏=○、宇都宮氏=×、小野氏=×
   ⑦都立病院の地方独立行政法人化の方針に賛成? 反対?
 山本氏=×、小池氏=○、宇都宮氏=×、小野氏=○
   ⑧罰則付き「ヘイトスピーチ禁止条例」の制定を目指す?
 山本氏=○、小池氏=×、宇都宮氏=○、小野氏=×
   ⑨原発は、重要なベースロード電源?
 山本氏=×、小池氏=△、宇都宮氏=×、小野氏=○
   ⑩水道の民営化を進める?
 山本氏=×、小池氏=×、宇都宮氏=×、小野氏=○

 (以上、昨夜実施された「都知事選4氏討論会」の内容のほぼ全文を引用したもの。)



 原左都子の私論に入ろう。

 今回の都知事選ほど、その「政策」の是非が都民に明瞭に判断される機会はまたとは無いのではなかろうか?
 特に、「コロナ禍対策」及び「東京五輪開催の是非」に関しては、今回の選挙の目玉テーマとなろう。

 上記討論会内容を見ると、これらのテーマに関する各候補者の政策方針が大きく分かれている。
 特に、上記①東京の新型コロナ・感染者の抑え込みはうまくいっている? 及び、③東京五輪・パラリンピックの開催に賛成? 反対? の設問に関する4氏の回答が綺麗に割れている。
 これらの項目だけでも、既に都民の誰に投票するかの判断が歴然とすることであろう。

 原左都子個人的な話題だが。
 「木密地域の都道路計画の実行」(4年前の小池氏の都知事選に於ける公約では、この項目が燦然と入っていた)の行方が気に掛かる。 にもかかわらず、都民に対する小池氏よりの説明が何一つ無きままに“事実上の凍結状態”を強いられている。
 義母所有の「メゾン原」賃貸運用物件(現在我々夫婦が代行運営中)が、この道路計画に左右されているが故にずっと“この先不透明感”状態を強いられている。 (このまま道路計画が放置され続けたものならば、先々の運営が更に不透明にならざるを得ず、我が家にとっては大打撃なのだが… )


 それにしても、宇都宮氏と山本氏の政策がほぼ一致しているのも大いに気がかりだ。
 これ、両者に票が分散されてしまい、もしかしたら両者共々敗北する危険性が大だ。😨 
 願わくば、野党が結託して候補者を1本化して欲しかった思いでもある。
 その措置が執られていたならば、“野党が勝てた都知事選”だったとの無念さが選挙前より押し寄せてくる…。

 選挙前から幾重にも気がかりな思いだが、来る7月5日には我が本命の候補者に貴重な“一票”を投じて来ようではないか!! 

河合夫妻逮捕問題、地元政界では「実はもらってました」のドミノ倒し状態…

2020年06月27日 | 時事論評
 「河合夫妻逮捕問題」、比較的早期に両人が逮捕されたのは良かったが。


 何だが“腑に落ちない”というのか。
 “両人共々、とっとと議員辞職しろよ!”と言いたくもなるし。
 安倍氏の責任はいつ問えるのか!!? の問題も抱えたままだ。
 とにかく未だ、解決するべき事案は山積状態だ。😩 


 本日2020.06.27付朝日新聞「天声人語」がこの話題の中で、特に広島の政界の現状を面白可笑しく取り上げていた。
 以下に、要約引用しよう。

 広島の政界では今、ドミノ倒しのように「実はもらってました」という告白が続いている。
 衆院議員、河合克之容疑者による現金配布先とされていた地方政治家たち。 謝罪の記者会見で涙を見せる市議もいて、さながら懺悔ドミノだ。
 ある市議は反省の印に丸刈りになっており、浪花節的でもある。 今まで黙っていたのは「2人だけの秘密」と念を押されたためだったらしい。
 約束は少し前まで律儀に守られていた。 社会学者ジンメルによる指摘が当てはまるか。 2人あるいは二つの集団の一切の関係は「そこに秘密が存在するか否か、さらに秘密がどれほど存在するかの問題によって性格づけられる」と『社会学』で述べている。
 秘密、とりわけ重たい秘密は人間をつなぎとめる接着剤になる。 それを河合議員は利用しようとしたのだろう。 お金を渡される時に「安倍さんからです」と言われた町議もいた。  (配られた党費には)税金も入っているから「国民からです」と言っておいてもよかった。
 「秘密は緊張を含んでおり、この緊張は秘密が明らかにされた瞬間に解消される」ともジンメルは述べた。 広島には話して胸のつかえが取れた人もいる。 告白すべき人が中央政界にもいるのなら、お早めに。

 (以上、本日の朝日新聞「天声人語」より一部を引用したもの。)


 私見に入ろう。

 私が一番腹立たしいのは、河合夫妻が逮捕後もずっと議員として居座り、高額の“国会議員歳費特権”(要するに議員としての報酬)を取得している件だ。 
 この夫妻、逮捕されるずっと以前よりこの“選挙勝利のためのカネ配り容疑”により、ほとんど議員としての仕事が出来ていないはずだ。 にもかかわらず、高額の歳費特権を貰い続けているその“盗人猛々しさ”に苛々させられる!
 良心があるのならば、今後は“歳費特権”を受け取ることを辞退してはどうか?! と言いたくもなる。

 広島政界の「(自分も)実は貰っていました」の“遅ればせながら告白”に関しては。
 差し出された時に直ぐに堅く辞退したらしき議員もいたらしい。
 あるいは貰ったものの責任を感じ、とうの昔に自ら辞職したとの議員や市長も少ないながら存在するようだ。
 河合氏から「2人だけの秘密」と耳元で囁かれたにせよ、やっぱり受け取る連中が大多数だった事実が明らかになった今回の事件でもある。 😵 
 ただ、政界に於いて「2人だけの秘密」の言葉が、社会学者ジンメルの指摘のような“効用”を発揮するとは私は思わない。
 単に政界人にとって、“カネ”とは何にも勝って魅力的なものと言う事なのだろう。(選挙に出るにはお金がかかるし、議員人生を貫くにも同様のようだしねえ…)


 そんな政界の常識を今後改革していく事こそが、大きな課題ではなかろうか?
 「金権政治」が叩かれて久しいが、何ら解決の方向に向かっていないどころか。

 今回の河合夫妻事件、戦後“最醜態”の「政治家金権問題」であるようにも感じる。
 (実際、端から見ている側が恥ずかしい思いを募られる事件だ…)

小池さんて、一体どのような都政の未来を描いているのか理解し難い人物だ…

2020年06月26日 | 時事論評
 冒頭から、つい先程見聞したネット情報を引用させていただこう。


 

 【速報】東京で新たに54人感染確認 小池知事「第2波と考えられず」

       

     新規感染者がまた50人を超え、54人となった東京都。
  新たに、家庭内での感染拡大の懸念が広がっている。
 
 感染第2波が心配される東京都。
 
 26日の感染者数を、小池百合子知事が自ら明らかにした。 
 小池知事「数字はですね、陽性者数が54名にのぼります。そして、20代、30代が40人。54人中、若い世代が40人になります」
 
 新たに確認された感染者は54人。 
 25日は48人、24日は55人と、感染者の減らない高止まり状態となっている。
 
 東京で、感染の第2波が現実となったのか? 
 小池知事「昨今の専門家の分析でございます。第2波とは考えられないと」 
 一般的に感染者の数は、2週間前の感染状態を反映しているといわれている。 
 2週間前といえば、休業要請が全面的に解除されたタイミング。
 
 そのころから、都内では経済活動を再開させる動きが加速。 
 飲食店にも、ようやく客足が戻りつつある。

 (以上、ネット情報より一部を引用したもの。)



 上記ネット文章を読むと。

 小池氏の感覚としては、既に都知事勝利に向けての“2選”の思いばかりが優先してしまった挙げ句、ご自身が“現役都知事”である事をすっかり忘却されているとしか捉えられない…
 
 しかし、飲食店からは...。
 
 もうやんカレー・辻智太郎社長「(補助金の申請は?)しました。普段の支払いとか、そういうものに充てている」
 もし、第2波が来ても、東京都はさらなる休業要請はできないのではという見方もある。
 一体、なぜなのか。
 東京・新宿区のカレー店「もうやんカレー 利瓶具 十二社店」にできた行列。
 ようやく客足が戻り始めた。
 「もうやんカレー 利瓶具 十二社店」では、これまでランチのみ営業していたが、来週から夜の営業も全面的に再開する。
 この店は、2週間かけて作るカレーが人気。
 営業再開からおよそ1カ月。  客足は、休業前の6割から7割ほどまで戻ってきたという。  もうやんカレー・辻社長「いただいたもの(協力金)は、普段の支払いとかに充てている」
 
 これまで東京都は、新型コロナウイルス対策におよそ1兆820億円を充ててきた。
 その中には、休業要請に応じた店舗などへの協力金も含まれている。
 これにより、財源となった助成調整基金は、9,350億円から807億円まで大幅に減少。
 そのため、もし第2波、第3波が来た場合でも、補償をともなった休業要請はできないのではという見方もある。  
 もうやんカレー・辻社長「あまりね、(人数が)増えない方がもちろんいいが、もしまた前と同じみたいなことになったら、カレー屋なんで、通販でやっていきたいと思う」
 
 東京で心配される“夜の街クラスター”に“職場クラスター”、そして“家庭内感染”。
 感染者数は、このまま高止まりの状態が続くのか。

 (以上、本日のネット情報より引用したもの。)



 原左都子の私見に入ろう。

 “新型コロナ禍”下に置いて、今尚厳しい現実を突き詰められている東京都民の立場だ。
 こんな時に「都知事選挙」が挙行される事態に感して、一都民として実に“最悪感”すら抱かされる。
 何と言うのか、都民皆がいつも以上に“公正な判断”が出来ない事実を余儀なくされてしまった、と言うのか……

 我が私論としては。
 とにもかくにも都知事選挙候補者達の訴えを熟読して、ご自身が肯定可能な選挙戦略を主張している候補者にこそ、貴重な一票を投じて欲しいものだ!🌟