(写真は、横浜ランドマークタワー上階の横浜ロイヤルパークホテル57階の客室より撮影した横浜港の夜景。手前に映っているのが大観覧車コスモクロック)
中学生の我が娘が、将来は横浜に住むのだと豪語している。 おそらく母親である私の影響力が大きいと思われるのだが…。
横浜は私が30歳代独身で勤労学生をしていた頃を中心に、7年間に渡り住んだ地である。 世はまさにバブル絶頂期、すべてが輝いているような時代であった。私自身も自らの人生において一番華やかできらめく日々を送っていた頃である。学業、職業、恋愛等々のプライベート、様々な分野においてあれ程充実していた時期は他にないかもしれない。
そんな実り多き日々を謳歌する私を横浜の街が見守ってくれていた。
きっと娘は、母の栄光の時代の昔語りを幾度か耳にしているうちに、横浜に住めばきらめく日々が待っているように感じたのかもしれない。 あるいは、私が単独で住んでいた横浜の別宅(現在賃貸中)での一人暮らしを、今からちゃっかりと狙っているのだろうか??
さて、年末差し迫った12月29日、体調不良で出発直前キャンセルとなった身内を家に一人残し、母娘水入らずでの一泊の旅に出かけた。
行き先は、娘の第一希望の横浜。 夏にも一泊した日本一ののっぽビル横浜ランドマークタワー上階の横浜ロイヤルパークホテルに宿泊し年の瀬の横浜港の夜景を楽しむのが主たる目的の旅である。
東京の我が家から在来線で1時間半足らずの近場の旅である。
東京メトロ副都心線の開通のお陰で、横浜ランドマークタワーのあるみなとみらい駅までは渋谷駅で一度乗り換えの手軽さだ。
今回は早期にホテルを予約して、ベイブリッジビューサイドの部屋、すなわち横浜港が展望できる部屋を確保していた。お陰でコスモクロックの光のイルミネーションをはじめ横浜港の夜景を堪能できた。もちろん、昼間の横浜港の展望もすばらしい。ベイブリッジは当然ながら、汽車道や赤レンガパーク、横浜港大桟橋国際客船ターミナル等々、そして太平洋が一望できる部屋だった。
前回の夏同様に中華街で老酒を飲みながら夕食を楽しんだ後は、中国雑貨店で中華グッズをショッピングするのが娘の(私も!)楽しみである。今回は家で留守番の身内への土産として、紫檀の箸と老酒のぐい飲みグラス、それにジャスミン茶と鉄観音茶葉を、そして街頭で天津甘栗を仕入れてホテルへ帰った。
翌日はホテルでのルームサービス朝食の後、横浜インターコンチネンタルホテル横のシーバス乗り場からシーバスに乗り、赤レンガぷかり桟橋経由で山下公園へ行き、港や近隣の街並みを散策した。 みなとみらい地区が開発された後は少し陰が薄くなった山下公園地区であるが、それでも街並みは今尚美しい。
その後、これまた前回の夏と同様、ランドマークタワーの隣の横浜美術館へ戻り、今回は特別展「セザンヌ主義」を観賞した後、東京への帰路に着いた。
我が娘が現在の横浜を好む理由が私も納得できる。
横浜とは大都会であるため、まずはすべてが揃った街である。どのような店もあり、何でも手に入る。 そして、すぐそこに海という自然があれば港がある。その夜景のイルミネーションも素晴らしい。さらに中華街もあって異国情緒も豊かだ。加えて、東京ほどの喧騒や大混雑もなく比較的落ち着いた街である。さらに、首都である東京へのアクセスも不自由ない程交通網が張り巡らされている。
もしかしたら、日本においてこんなに恵まれた街は横浜のみかもしれない。
私も娘と共に将来再び横浜に住んでみようかなあ~、などという気にさせられる素敵な街、横浜である。
本年の「原左都子エッセイ集」へのご訪問に心より感謝申し上げます。
来年も皆様よりの当ブログへの変わらぬご支持をお待ち申し上げております!!
皆様、よい年をお迎え下さいますように!
中学生の我が娘が、将来は横浜に住むのだと豪語している。 おそらく母親である私の影響力が大きいと思われるのだが…。
横浜は私が30歳代独身で勤労学生をしていた頃を中心に、7年間に渡り住んだ地である。 世はまさにバブル絶頂期、すべてが輝いているような時代であった。私自身も自らの人生において一番華やかできらめく日々を送っていた頃である。学業、職業、恋愛等々のプライベート、様々な分野においてあれ程充実していた時期は他にないかもしれない。
そんな実り多き日々を謳歌する私を横浜の街が見守ってくれていた。
きっと娘は、母の栄光の時代の昔語りを幾度か耳にしているうちに、横浜に住めばきらめく日々が待っているように感じたのかもしれない。 あるいは、私が単独で住んでいた横浜の別宅(現在賃貸中)での一人暮らしを、今からちゃっかりと狙っているのだろうか??
さて、年末差し迫った12月29日、体調不良で出発直前キャンセルとなった身内を家に一人残し、母娘水入らずでの一泊の旅に出かけた。
行き先は、娘の第一希望の横浜。 夏にも一泊した日本一ののっぽビル横浜ランドマークタワー上階の横浜ロイヤルパークホテルに宿泊し年の瀬の横浜港の夜景を楽しむのが主たる目的の旅である。
東京の我が家から在来線で1時間半足らずの近場の旅である。
東京メトロ副都心線の開通のお陰で、横浜ランドマークタワーのあるみなとみらい駅までは渋谷駅で一度乗り換えの手軽さだ。
今回は早期にホテルを予約して、ベイブリッジビューサイドの部屋、すなわち横浜港が展望できる部屋を確保していた。お陰でコスモクロックの光のイルミネーションをはじめ横浜港の夜景を堪能できた。もちろん、昼間の横浜港の展望もすばらしい。ベイブリッジは当然ながら、汽車道や赤レンガパーク、横浜港大桟橋国際客船ターミナル等々、そして太平洋が一望できる部屋だった。
前回の夏同様に中華街で老酒を飲みながら夕食を楽しんだ後は、中国雑貨店で中華グッズをショッピングするのが娘の(私も!)楽しみである。今回は家で留守番の身内への土産として、紫檀の箸と老酒のぐい飲みグラス、それにジャスミン茶と鉄観音茶葉を、そして街頭で天津甘栗を仕入れてホテルへ帰った。
翌日はホテルでのルームサービス朝食の後、横浜インターコンチネンタルホテル横のシーバス乗り場からシーバスに乗り、赤レンガぷかり桟橋経由で山下公園へ行き、港や近隣の街並みを散策した。 みなとみらい地区が開発された後は少し陰が薄くなった山下公園地区であるが、それでも街並みは今尚美しい。
その後、これまた前回の夏と同様、ランドマークタワーの隣の横浜美術館へ戻り、今回は特別展「セザンヌ主義」を観賞した後、東京への帰路に着いた。
我が娘が現在の横浜を好む理由が私も納得できる。
横浜とは大都会であるため、まずはすべてが揃った街である。どのような店もあり、何でも手に入る。 そして、すぐそこに海という自然があれば港がある。その夜景のイルミネーションも素晴らしい。さらに中華街もあって異国情緒も豊かだ。加えて、東京ほどの喧騒や大混雑もなく比較的落ち着いた街である。さらに、首都である東京へのアクセスも不自由ない程交通網が張り巡らされている。
もしかしたら、日本においてこんなに恵まれた街は横浜のみかもしれない。
私も娘と共に将来再び横浜に住んでみようかなあ~、などという気にさせられる素敵な街、横浜である。
本年の「原左都子エッセイ集」へのご訪問に心より感謝申し上げます。
来年も皆様よりの当ブログへの変わらぬご支持をお待ち申し上げております!!
皆様、よい年をお迎え下さいますように!