原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

朝から とことん「ウィッグ騒動」に翻弄され続ける日だ…

2024年07月19日 | その他オピニオン
 (冒頭写真を見て これが何かがお分かりになる方は、おそらく相当の“ウィッグ愛用者”でおられることだろう。)


 その回答を書くと。
 ネット通販にてウィッグ販売を展開している某ウィッグ会社から届けられるウィッグの箱、である。


 何故、原左都子の家にそのウィッグの箱があるのかを説明しよう。

 我がエッセイ集の古くからの読者の皆様は既にご存じであろうが。
 この私は、ちょうど40歳の時に「頭部皮膚癌」を患っている。 その理由に関しては、私自身の診断では医学業務の試験・研究に於いて無菌操作時に使用した「紫外線」を頭部に通常考えられない程の量を浴びざるを得なかったため、と診断している。
 その「頭部皮膚癌」に関しては、今となっては完全完治しており特段の問題は無いのだが。 
 その“置き土産”である手術跡を一生抱えるはめとなっている。 (自分自身では、今となっては何てことないのだが。 初めて見る人はかなりビックリするようだ!!)😲 

 その“置き土産”をもう既に40年近くに渡ってカバーしてくれるのが、このウィッグだ!!

 40歳当初は、未だウィッグと言うもの自体が市民権を得ておらず。 随分と高額をはたいてオーダーウィッグを幾つも作らざるを得なかった… (そのおおよその金額を言うならば。 正直言って、数百万円に上るだろう… それ程までに当時のオーダーウィッグは高額だった。)😱 

 その後、特にお年寄りやお洒落さんたちの間で男女を問わずウィッグが流行し始めて。
 今では 各種ウィッグが格安でオーダー出来たり。 市販品のバリエーションも増えていて、安価でいくらでもより取り見取りだ!!

 この私も、10年程前から高額オーダーウィッグを卒業し、すっかりと市販品に鞍替えしている。

 その“鞍替え”時に一番最初に選んだのが、冒頭写真の中国製の市販ウィッグである。
 その値段とは、まさに過去に作っていたオーダーウィッグの30分の1程度の費用で済ませられる。😛 

 現在はウィッグが十分に市民権を得ていて、それを被っていようが、誰からもとがめられたり軽蔑したりされることも無い良き時代である。


 
 冒頭の表題に戻ろう。

 本日は、朝からその「ウィッグ騒動」に巻き込まれてしまっている。😱 
 何がどうしたかと言えば。
 私が久々にネット発注したウィッグが、昨日届けられたのだが。
 これがどういう訳か、髪の毛の長さが短い!  きちんと自身の髪の長さ等々とマッチするウィッグを選択したにもかかわらず、予想よりはるかに短いヘアスタイルのウィッグが届けられた!
 これでは使い物にならないため、本日朝から早速メールにて返品か交換を申し出た。
 そうしたところ、返された回答は「貴方の注文通りの長さのウィッグを届けたはずだ。 その長さの基準(相手はcmメートル単位の細かい数値を上げていた)を貴方が取り違えているのではないか。 その場合、返品不能扱いとなる。」
 そこで、早速私はその長さを計測してみた。 確かに、相手の言う通りの長さのウィッグが届けられている…
 私側としては納得不能な思いもあるものの、こんなことで争っていてもしょうがないと思い起し、相手側の主張を飲むこととした。

 ところがだ。
 1時間ほど経過した後に、ウィッグ会社より新たなメールが届けられた。
 その内容を読むと、今度は私の主張を認めるとの事だ。???😶 
 それは良いのだが。  その場合は商品の返金はあるものの、ウィッグ返品の宅配費用を私が負担して欲しい、との内容だった。

 まあ、ウィッグ返品の配達料などいくらでも無いと考え、その案に従う事とした。

 ただし、実際その処理が面倒臭くはあるなあ。😩 

 それでも、偶然だが我が家の近くに宅配業者があるし。
 ここは明日、快くそのウィッグの配達料を自腹で支払って返品することとしよう!
 

「毛深さ」では負けません!!

2024年07月04日 | その他オピニオン
 (冒頭写真は、2024.06.30付け朝日新聞 フォーラム「長袖を脱がない子どもたち」より転載したもの。)


 早速冒頭写真のグラフを見てみよう。

 「暑い日でも長袖を着ている子どもをみたことがありますか?」
 この質問に対する回答として、「身の回りで見たことがある」との回答が最多を占めている。

 「なぜ暑い日でも長袖を脱がない子がいるのだと思いますか?」
 上位回答を引用すると。
 「毛深さや体型などの容姿を気にしているから」が1位。
 以下は、「日焼けをしたくないから」「アトピーなどの疾患で肌を見せたくないから」 と続く。



 この「毛深さ」に関してだが。

 原左都子が未だ6歳時の小学校へ入学仕立ての頃に、これに関する今尚忘れ得ぬ思い出がある。
 体育館内で4,5人のグループで車座で座っていた時の事だ。
 一人の男子児童が私の前腕を見て、「すげーーー、長い毛がふさふさだ!!」とビックリして叫んだものだ。
 そうしたところ、体育館内の児童皆が我先にそれを見んと私の処へ走って来て。
 口々に言うには、「すげーーーー!!」「長い!!!」😱 
 
 その通りであり、その頃の私の細長い前腕には長さにして3㎝程のかなり濃い黒系の毛がふさふさと生えていた。

 ただ私自身はさして気にするでも無かったし、「見たい人はどうぞ」的な気軽な感覚だったものだ。

 その後もこの我が前腕の毛は衰えることを知らなかったのだが。 
 加齢と共に徐々に薄くなっていき。 
 高齢域に達している今では、よ~~~~く見るとうっすらと毛がある事に気付く程度に退化している。

 自分自身が特段気にならなかったため、それを隠すなどと考えたことも無く、ずっと放置してきた。


 ついでに言うと、脚の毛も当然ながら毛深かった。(男顔負けの“すね毛”の私です!!)😵 
 これに関しては、若かりし時代にはスカート(特にミニスカートが流行した頃には)やむを得ず自分で剃って処理をした。
 これが面倒臭くて嫌で、タイツ等を履く冬にはその作業を絶対的に!!さぼったものだ。
 高齢域に達した現在に至っては、まさかもう「ミニスカート」を履く機会が皆無となり、我が脚も自然に任せている。
 参考だが、すね毛に関しても放置しておくと徐々に薄くなっていく様子だ…




 朝日新聞記事に戻ろう。

 今時の若者は、「毛深さや体形などの容姿を気にする」との理由で、暑い夏でも長袖を着用する子が多いらしい。

 何に(誰に)対しての「気遣い」なのかが、私にとっては正直言って分かりにくいなあ…  (自分自身に対する気遣いなのだろうが…)

 「日焼け」や「自分が持っている疾患を隠す」等の理由は説明がついている気もするが。

 かと言って、真夏は猛暑日が続く(本日も全国的に猛暑でしたね!!)我が国において。
 長袖で過ごすのは、熱中症等の危険性が伴うと私など判断する。

 
 私の場合も、脚のムダ毛(この表現も不思議だが、確かに女性にとっては無駄でしかないなあ。)を剃っている時期が長かった気もするので、偉そうには言えない立場だが。

 とにかく、真夏には長袖はやめて半袖(あるいはノースリーブ)薄着で過ごしましょうよ。

 貴女方が気にしている程に自身の体毛とは、他者にとって何物でもないですよ。
 特に医学観点からは。


「あるものですませる」にも知恵や能力は必要だ!

2024年07月02日 | その他オピニオン
 (冒頭写真は、2024.06.27付け朝日新聞「ののちゃん」より転載したもの。)


 いやいや、この原左都子の場合 「晩ごはん」に限らず、全ての家での食事の支度を「あるものですませて」いると言って過言でない。😵 😱 


 古くからの原左都子ファンの皆様は、既にご存じだろうが。
 とにかく「料理嫌い」の原左都子だ。
 当該エッセイ集初期頃(おそらく2007年,あるいは2008年頃)に、「料理嫌いな女」と題するエッセイを綴り公開し、多大なアクセスを頂戴したものだ!!?!😜 

   おっと!!  探してみたら見つかりました!
 それでは、2008.08.17公開の原左都子エッセイ集「料理嫌いな女」の一部を、以下に再掲載させて頂きましょう!


 自信を持って言うが、私は料理がとことん嫌いだ。
 料理が“苦手”と表現するならばまだしも可愛げもあろうが、“嫌い”と明言する程の真正の料理嫌いである。
 なぜ私が長い期間独身を通したのかと言うと、本当のところは人様に料理を作って「どうぞ、召し上がれ。」などという、背中がむず痒くなるような殊勝な心がけを一切持ち合わせていないためと言っても過言ではない。 (男性の皆さん、私を嫁にもらわなくて大正解でしたね!!)
 私がなぜ料理が嫌いなのかと言うと、その第一の理由は料理に費やす時間がもったいなくてしょうがないのだ。
 独身時代は特に、やるべき事をいつもいつも山ほど抱えている私にとって、基本的に料理に費やす時間はない。私の生活における料理の優先順位は最下位だった。
 かと言って食べる方は大好きだ。 自分で料理を作らない分、外で食べ歩いたり出来合いの料理を買い込んだりして食べたものだ。 独身貴族の身でグルメ三昧の日々を送り、舌だけは十分に肥えている。

 料理が嫌いなもうひとつの理由は、基本的に私は破壊的思考よりも建設的思考を好むためでもあると自己分析している。
 私にとっての料理とは、食材を撒き散らし油を飛ばし、周辺をギトギトに汚染し破壊していく行為なのである。 この汚染と破壊が耐えられない。 そのため、私が料理を作ると一動作毎に掃除、片付け作業が入る。 至って効率が悪いが、周囲を汚染したまま次のステップにはどうしても移れないのだ。

 私は見合い結婚なのだが、お見合い時にこの“料理嫌い”については「公約事項」として名言した。 そして、現在の連れ合いはそれを承諾した上で成婚に至っている。
 ところが蓋を開けてみれば、この公約はすっかりどこかに吹っ飛んでいて料理をぞっこん依存される日々である。 結局は恐るべき“飯炊き女”の日々が待ち構えていたのだ。 
 
 料理嫌いにとって一番辛いのは、現在進行中の“お盆休み”や“正月休み”“連休”等の身内の長期休暇だ。 我が家の場合、これがやたら長い。 会社も連休を3日位で切り上げてくれればよいものを、10日も2週間も続く。 普段は長期家族旅行や外食等を多用し何とかしのぐが、ここのところ身内が体調を崩している関係で在宅が多い…
 こうなると大変。 1日3食“飯炊き女”の負荷を課せられ続けると、私の内部に料理ストレスがどんどんと蓄積してくる。 そしてこれが許容量を超えると爆発してしまう! 昨夜、ついにこの大爆発を起こしてしまった。 子どもも呆れる大バトルを身内と展開してしまった。
 お盆休みも後、今日1日の我慢だ。何とか持ちこたえよう。

 料理嫌いの母(私のこと)にとってもっと気に食わないのは、子どもへの愛情を料理(母の手料理)で測ろうとする社会風潮だ。 
 子どもの保育所入園の際の面談で、「好きな食べ物は何ですか?」との質問が来た。 想定内ではあるが、私にとっては嫌悪感を抱かされる質問である。子どもが「スモークサーモン」と無邪気に答えたところ、「お母さんの手料理の中から答えてね。」と来た! 父子家庭等への配慮にも欠ける発言である。「その言葉、待った!!」と印籠をかざして抗議したいところだが、何とか抑えた。 結局はこの保育所の旧態依然とした権威主義的体質が我が家の教育方針と相容れず、子どもを入園させなかったのだが。

 もちろん、私なりの食教育は子どもに対し日々行なっている。栄養バランスの重要性、摂取カロリーの適正性の維持、そして子どもの体調、体型の管理に関しては厳しい母である。 その成果もあり、子どもは今のところ健康で理想的な体型を維持し続けている。 

 (以下略すが。 以上、本エッセイ集初期頃のバックナンバーより一部を引用したもの。)




 2024.07現在の、原左都子の感想だが。

 そう言えば。  
 今現在に至っては、「子どもに対する母親の愛情」を“手づくりの料理” で測ろうとの旧態依然とした女性蔑視の観念は、すっかり消え失せている感がある。
 この原左都子など、これぞ健全な世の中と実に安堵させられるし。
 そんなせせこましい観念で女性を蔑視していた時代が、やっと通り過ぎたことを喜びたくもある。😃 

 ののちゃんのお母さん。
 この原左都子も、一家の晩御飯を「総菜屋ですませる」案に大賛成派です!!

 今時の総菜屋の総菜、実に美味しいですよ!!
 元々料理嫌いで、美味しいものを作れない原左都子のへたくそ料理を食卓に出すよりも。
 経済力が許すならば、総菜やさん等々に依存するべきと考える原左都子であります!


 (ああ、この問題、現在に至っては親が給食費も払えない家庭への配慮が必要な辛い時代背景ですね…  その意味では、元教育者として適切とは言えない発言部分があります事を重々お詫び申し上げます…  それでも、子どもの皆さん、力強く食べてこの世を生きて行きましょう!!)


NHKテレビ番組「魔改造の夜」にもの申す!

2024年06月27日 | その他オピニオン
  月に一度だけ(?)NHK総合テレビにて放映されている「魔改造の夜」。


 医学関係者であり、自身が過去に日々医学実験・研究を担当していた経験を持つ “科学者の端くれ”である原左都子にとって、これ程面白い番組は他に無いと言って過言でない。
 
 私の記憶では 当該番組は“月1のみ”の放送と理解しているが、次の放送までの1カ月がいつも待ち遠しいものである。


 さて、そんなにまでも「魔改造の夜」の大ファンである原左都子だが。

 先月5月30日に放映された「魔改造の夜」に疑義というのか、もの申したい部分があるのだ。

 とりあえず、その番組に関するネット情報を 以下に引用しよう。

  NHKで5月30日に放送された「魔改造の夜」。 ロボコン超強豪校で優勝多数の「T橋技術科学大」、小型モーターを世界中で製造販売する「Mブチモーター」、軽自動車など四輪車や二輪車の世界的メーカー「Sズキ」の3チームが、電動マッサージ器を改造して25mドラッグレースに挑むという目を疑うようなお題に挑んだ。

 (以上、ネット情報より一部を引用したもの。)


 以下は、原左都子の記憶に依存して記載するが。

 結果としては、「Sズキ」が最高タイムを出して優勝したと記憶している。

 その「優勝者」の決定方式に関して、疑義あり!! と申したい。

 最終場面では、「Sズキ」と「Mブチモーター」の競り合いの形となったが、このレース、我が記憶では2度目のレースで「Sズキ」はコースを外して走行失敗となったはずだ。 (あの走行失敗場面が実に印象悪く、我が脳裏に残ってしまっている…)😱 

 ところが優勝者決定に際して、番組では何らの協議も無いままに、一度目のレースで速度一番となった「Sズキ」を「優勝者」と決定した。😲 

 その措置は、妥当と言えると理解しつつ。
 どうしても2度目のレースで走路を外し走行失敗をしでかした「Sズキ」に対する悪印象の余韻で、番組が終ってしまった感が残るのだ…

 まさか、3度もレースをやり直す番組内時間は取れないだろうが。

 より競争内容をフェアにするためには、さらなる番組改善を要するのではないか、とも考察している。



 加えて。
 
 前回のレースでは 課題の「電動マッサージ器」に関して、レースで利用する個数を「自由」としたようだが。

 「Sズキ」が、たった一つの「電動マッサージ器」を唯一の走行体としてレースに臨んだ半面。
 「Mブチモーター」は、20個ほどの「電動マッサージ器」を組み立ててマシンを作成していた。
 これに関しては、番組側から何らの指摘も反則判断も無かったが。 
 (安価であるとは思えない?)「電動マッサージ器」を、(こんな一首“お遊び”とも表現できそうな番組)内であれだけの多数を使用することの「正当性」の程は、如何でしょうか、NHKさん??

 と言うのも当該番組には、学生グループが毎回必ず参加している。
 それらの学生グループにとっては、この番組のために多額の製作費を大学側が負担するとして。  その負担の重さを如何に捉えているかに関しても、NHKに問いたい一点である。




 さてさて、今夜も原左都子が待ちに待った「魔改造の夜」が、夜7時半からNHK総合テレビにて放映される!!

 今夜のテーマは「ワニの水鉄砲改造」らしいですよ!

 19時30分からのNHK総合テレビにての「魔改造の夜」の放映を、心待ちにさせていただきます!!


原左都子は大人になって以降、何故よく転ぶか??

2024年06月22日 | その他オピニオン
 (冒頭写真は、今からほぼ10年前の 2014.04.14 に自宅バルコニーにて洗濯もの取入中に激しく転び、右手首及び左鎖骨の二か所を骨折した後の右手首の写真。)


 誰しも、子供の頃にはよく転んだことだろう。
 そしてそれが重傷になったことはまれで、おそらくすぐに立ち上がっては遊びの続きを楽しんだはずだ。

 この原左都子の場合、親のポリシーがかなり歪んでいた(と言うより父親に重度の鼻炎があり、家の中で暴れると埃が舞って父の鼻炎が激しくなるとの理由で、室内で走ったり運動をすることを厳しく禁止されていた。)
 その鼻炎を引き継いでいる私だが、我が娘には決して室内で暴れるな!なる歪んだ指導は一切していないにもかかわらず、とにかく静かな娘は室内で暴れることは無かった。


 さて、一昨日大規模公園内をランニング中に転び、特に右膝にけがをした話題に移そう。

 転倒後2日が経過した今現在、やはり一番の大怪我箇所である右膝がえぐれ傷からの出血が続いている。(それを堰き止める措置は自分で随時施していて、実際はさほどの出血量ではない。)

 今回は身体の右側中心に倒れ込んだ様子なのだが。
 右腕上腕にも痛みが残っていて、上腕を上下するのに難義さもある。

 ただそう考えてみるに今回の転倒による怪我はその程度であって、おそらく日にち薬で日々よくなることであろう。

 要するに、やはり怪我も「骨折」すらしていなければ まさに“日にち薬”と言えよう。



 表題に戻そう。

 この原左都子が大人になって以降に、何度も転ぶ羽目になった最大の理由は、「大雪」時に限定されそうだ。

 南国郷里にも、大雪が降る事が稀にあった。
 
 例えば中学生時代に、私は自転車通学だったのだが。 
 ある日 無情にも朝から大雪に見舞われ、5㎝程の積雪があっただろうか。
 こんな日に、自転車で学校へ行かねばならないの!?!
 朝から恐怖感に苛まれつつ恐る恐るペダルを漕いでいると。 案の定家の近くの曲がり角で激しく転倒した!!
 寒いし痛いし最悪感に襲われつつ、それでも学校へ行かねばならない。😫 
 あの時の最悪の情景は、今尚脳裏にこびりついているが。 幸い、何らの怪我も無く学校へたどり着いた。
 後にも先にも自転車通学中の大雪は、あの日だけだった。


 上京後は、何度も大雪に見舞われた。
 大都会の場合、駅前等は既に人通りが多く雪がかき消されていて助かるのだが。
 我が通勤に当たり、駅で降りてバスに乗るルートがあったのだが、そのルートが(南国出身の私に言わせてもらうと)物凄い積雪だ!!
 同僚の皆さんは、「こんな日に何でヒール靴を履いて来るんだ!!」と私を説諭するのだが。 南国育ちの私にとっては雪の備えの経験が皆無なのだ!
 それでも2度転倒した暁に、私も不本意ながら雪用ブーツを買いましたよ!!
 それにしてもやはり私も若かったのか。 雪道で激しく転んでも、特段の怪我はしなかったものだ。



 なのに何故……  

 高齢域に入ると、転ぶと大怪我になりかねないことを何度も学習させられる身だ。
 もう分かってるよ!! と言いたいのに、どうしてこの私だけが予期せぬ時にこれ程転ばねばならないのか!?!?
 (脚長で元々重心が身体の上部にあること、かつ側弯症で現在は左に身体が傾いているとの、おそらく生まれ持った体型のバランスが悪いとも推測しているが…)


 今尚痛む右膝と右上腕を抱えつつ、これ程に道路上で転ぶ人生を歩まざるを得ない我が身を、心底恨みたい気分だ… 😫 😭