2025.07.12付朝日新聞「天声人語」に、女性の婚姻後の夫の姓への「改姓」に関する話題があった。
それによると。
特に女性の中には婚姻後も“改姓”したくないのに、せざるを得ない事実に関して否定的に捉えている方々が多く存在する事態を如何に捉えるか? なる話題がテーマになっていた。
原左都子自身の「婚姻後の改姓」に関して、語らせて頂こう。
この私は晩婚にて亭主と知り合い、婚姻に至ったのだが。
この亭主との婚姻が決定した時に、私は「なんとラッキーなのだろう!!」と感激したものだった!
それは、亭主の人柄や経歴等々も理由としてあるのだが。
何と言っても亭主の「苗字」が私にとっては、これ以上ない程に「ラッキー!!!」だったのだ!!
(その姓を言うと我が本名がバレるため、ここでは伏せて置かせて頂くが。)
当時高校教諭をしていた私は、結婚後の挨拶を職員会議の場ですることとなった。
その際に、私の婚姻後の苗字を披露することとなるのは必然だ。
その挨拶をまんまと利用して、私は自分の新氏名を大いにアピールした!
そうしたところ、職員室内が大いに沸いたものだった。
まあ、私としては予想範囲の状況だったのだが。
それにしても、その当時は私も未だ30代後半期の年齢だったのだが、我が婚姻後の氏名がこれ程までに教職員の皆さんにインパクトがあるとは思ってもいなかった。
その我が婚姻後の氏名とは、当時世間で超有名だった某女優氏なのだが。
(当時は)その大女優の氏名を知らない国民は存在しない程に、世間では好印象で受け入れられていたことであろう。
さて、上記の「天声人語」が言いたかった記事の本質とは。
要するに、女性が婚姻後の改姓により“不利益を被る”との趣旨だったことだろう。
ただ、この原左都子が思うに。
それとて、人それぞれであろうと想像する。
特に私の場合は、20代前半期に「郷里を捨て、親を捨てて」単身上京を決行している身であり、その後は自身の経済力一本で身を立ててきている立場だ。
故に婚姻後に於いても、旧姓などどうでもよいに決まっていて。
とにかく私自身にとっても、とてつもなく素晴らしい婚姻後の氏名に恵まれたものと、感動すらして喜んでいる次第だ。
私の婚姻後の氏名の事例は、例外的であるのかもしれないが。
私が思うに。
人の「氏名」など いわば「記号」のような存在物であり。
それ程騒ぎたてたり、一生に渡ってこだわり続ける事象の存在では無いと結論づけられそうな気もする。
婚姻後の我が氏名のお陰で、“得をし続ける”出来事に遭遇することが多い身にして。 (我が同姓同名の大女優氏がお亡くなりになって以降、既にある程度の年月が流れている現在においては。 さほどの“得をする”事件が無くなりつつあって、少し寂しい思いでもあるが。)
実際この私。 そんな我が婚姻後の奇遇な氏名のお陰で随分と楽しく面白い出来ごとに遭遇したりして。
実にラッキーだったと思っていますよ!!