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原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「胃カメラ」、私は絶対飲めません!!! と思っていたら?!?

2025年07月31日 | 医学・医療・介護
 本日、我が愛読新聞である朝日新聞のバックナンバーを読み返していて。


 生まれて初めて人間ドッグを経験して、胃カメラを胃に入れることに挑戦したとの某氏の話題が載っていた。

 その経験者氏による記事の一部を、以下に紹介しよう。

 検査の当日緊張しながら施設へ行き、誘導されながら流れるように様々な検査を受けていく。 胃カメラは最後だった。
 検査をする部屋は手術室のようで、指や腕に酸素量や血圧を測る機械を付けられ、マウスピースをくわえさせられ、何やら物々しくなっていく。
 腕の血管に針が刺されて「鎮痛剤入れますね」と言われ、マウスピースで返事が出来ないと思った次の瞬間、「〇〇さ~~ん、終わりましたよ」と声をかけられ仰天した。 眠りに落ちた意識もなかった。 頬に垂れたよだれと進んだ分針がなかったら、眠ったことも胃にカメラを入れられたことも信じられなかった。 鎮静剤、すごい。

 (以下略すが、以上朝日新聞記事より一部を引用したもの。)


 上記朝日新聞記事を読んで、現在病院で実施されている胃カメラ検査の際の現在の手法を初めて知った。


 そう言えば、私が50代前半期の頃に近くの医院へ行った際。
 医師より「胃カメラ検査をしましょう」と言われて。
 「それだけは絶対にやめて下さい! 私は過去に喉からゾンデを飲んだ際に、死ぬほどつらい思いをしました。 あの辛さだけは繰り返したくないです!!」と切に嘆願したものだ。

 そうすると医師先生が、「今の胃カメラは寝ていてくれたら知らぬ間に飲めて検査が終わっていますよ。」と応えてくれたのを思い起こす。 それでも患者本人の意思を一番に尊重して下さる医師先生で、その時の我が胃カメラ検査は中止となった。

 (参考のため私が医学部学生だった際に、実習の一端として自らがゾンデを飲んで自身の胃液を採取し、それを検体として検査実験を行う、とのノルマが課せられたのだが。  これが飲めなくて…  いや、個人差が激しいのだが、スルスルとうどんでもすするがごとくゾンデを飲める学生がいれば。 私のように喉につっかえてどうしても戻してしまう学生もいた。 この私は後者なのだが、その中でも特別ゾンデが喉を通らなくて涙と鼻水垂らして死ぬ思いをしたものだった… )


 今回読んだ朝日新聞記事で、よ~~~~く理解できたのだが。

 胃カメラを患者の体内に入れる前に、鎮静剤を体内に入れるとの手段で患者を楽にしている事実が初めて判明した。

 それならばこの私も、胃カメラ検査に耐えられるということなのだろう。


 ただし、別の側面から考察するに。

 やはり、むやみやたらと鎮静剤を体内に入れられることも、私は積極的に受け入れたくはないと主張したくもなる。
 ただ今現在の医療手段としては、そんなことを言っていたのでは事が運ばないことを思い知らされる。
 患者の皆さんは全てが、鎮痛剤を体内に入れられて胃カメラを飲んでいることであろう。


 さて、今後また病院にて「胃カメラ」検査を強制されたらどうしよう。

 その頃にはおそらく私は今よりも尚 老齢域に達しているであろうから、医師の指導に従って鎮痛剤の助けを借りて「胃カメラ」を飲もうかな?

 それよりも何よりも。
 元医学者の立場として 日々自身の身体を正常に保つ努力を続行することにより、今まで通りの「医者要らず」人生を歩むことが理想であることに間違いない!

 いや実際 この原左都子、 今までは。
 「医者要らず人生、まっしぐら」で生きて来ていますよ!!    (不意の事故による骨折と歯科以外は、ですが…)
 

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