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原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

私の場合 医学関係者と言えども病院勤務経験が無い身にして高給与だった!

2025年07月23日 | 医学・医療・介護
  本日のエッセイは、2025.07.17付朝日新聞「くらし」  「病院看護師『賃金に満足』1割」より引用させて頂こう。


 早速上記記事の一部を、以下に転載する。

 病院で働く看護師の中で賃金に満足している割合が1割にとどまることが、日本看護師協会の調査で分かった。 協会会長は「看護職から転職してしまうケースも出て来る」と述べ、看護職の処遇改善が必要だと訴えている。
 調査は今年1~2月、ネットを通じ協会会員から無作為抽出した1万5千人を対象に行い、6月14日に公表した。 回答率37,2%。 このうち3662人が病院勤務だった。
 賃金に関連する項目について詳しい満足度をたずねると、「業務量」「他業種も含めた同年代・同性の平均的給与額との比較」の3つで、「不満」「やや不満」と応える人が合計で半数を超えた。
 病院以外で働く看護師では、賃金額に「満足」「やや満足」と答えた人の割合は、診療所で計23,6%、介護系サービスで計21,1%で、病院勤務より2倍程多かった。
 病院以外で働く看護師も含め、賃金に「不満」「やや不満」と答えた人の約半数は、退職の意向が有ったり、退職を予定していたりしていた。
 今回の調査では、病院看護師の平均基本給月額は約26万円と、12年の前回の調査と比べて6千円程増加していた。 ただ上げ幅は2.3%にとどまり、「30年ぶり」とも言われた賃上げや物価高騰の中では、見劣りする水準だった。

 (以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)



 私自身が過去に、医学者(「臨床検査技師」免許保有者)として世で活躍した経験がかなり長年に及んでいる。

 上京直後に、私は当時としては未だ珍しい「臨床検査センター」(臨床検査業務を専門に取り扱う企業)に就職したのだが。

 当時は未だその種の業界が世の中で珍しかったこともあろうが、とにかく特に医学専門職員の報酬が高いのが特徴だった。 これに関しては、私が勤務した「臨床検査センター」との存在が時代の趨勢に伴い大々発展中だったことが大きいのだろう。

 例えばボーナスが年間10カ月分支払われた! 😁 
 これには、未だ20代前半期の私も驚くやら喜ぶやらだったものだ!!

 この企業に私は29歳まで勤務したのだが。 稀にみる高報酬のお陰を持って 若輩30歳にして私が一人暮らしをする首都圏のマンションの購入が叶い、その住宅ローンも6年程の短期間にて全額自力返済することが出来た。

 その後、34歳時に「公立高校教諭」として活躍することとなるのだが。 
 その給与とて、医学業務に負けず劣らずの高額報酬を頂くことが叶い。
 我が長き独身時代は、実に華々しい生活を送れたものだ。



 それにしても私が思うに。

 現在の「看護師」氏の給与満足度が低い事実に驚かされる。

 近年膝を複雑骨折し手術入院して、病院の医療関係者の皆さんにお世話になった身の私だが。
 特に看護師氏には実に献身的に面倒を診て頂き、お陰様で回復が叶ったものだ。

 まさに人命を預かる職種である看護師氏の給与の満足度が低いとの事実を、早急に改善しないことには。

 今後の看護師氏のなりて不足事態に陥るのは、必然ではなかろうかと懸念する。


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