原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

3年ぶりの郷里旅行記 ( 藍染めの趣は愛に染まるよりも深く… 編)

2020年01月31日 | 芸術
 (冒頭写真は、板野郡藍住町に位置する 藍住町歴史館「藍の館」にて撮影した藍染め展示物のひとつ。)


 表題は、ちょっと洒落て“韻を踏ん”でみただけのことですから、お気になさいませんように。😓 

 この「藍の館」を訪れるのは、私にとって初めての事である。
 郷里にこの館が存在することはずっと以前より周知していた。  美術館・博物館観賞が趣味の私にして何故後回しになったのか、自分でもよく分からない。 
 おそらく今回の旅行は実母に会わなくて済むこととなり(その理由に関してはバックナンバーをご参照下さい。)、心ゆったりと美術鑑賞したい気分になったものと自己分析する。


 それでは、展示物の一部を紹介しよう。

   
    藍染めの着物。  (写真の反転は、時間の経過と共に修正されるでしょう。)



   
    同じく、藍染めの着物。
 過去に娘の振り袖を仕立てた際、着物会社の会員となり数々の“着物展示会”に招待されたことがある。  その折に「藍染め着物展示会」も訪問したが。  和服はすべてそうだが、この種の着物はべらぼうに高価なのが特徴だ。  その時に展示されていた“藍染め着物”には数百万の値がついていた。
 こちらの展示物は歴史的価値ある代物であり、値を付けるならば更に高額であろう。


   
    説明書きを読み忘れた…


   


      


   

    上記3点は “木”を染めたもののようだ。

   
    これも木を染めて作ったテーブル。


   
    古布類。


   

   

   

    藍染め芸術作品の数々。


 まだまだ藍染め関連のエッセイが続きます。

「新型コロナウィルス」騒動、安倍政権が騒ぎ過ぎの感もある…

2020年01月30日 | 時事論評
 この事件に対する政府対応のお粗末さ、一体どうしたんだ? と言いたくもなる。

 当初、中国本土にてこの話題が発生した時点では、安倍政権からはまるで“対岸の火事”のごとく、国内では何らの報道も無かったと私は記憶している。

 阿部政権が騒ぎ始めたのは、つい最近のことだ。
 何でも、武漢滞在中の日本人を帰すと言う。

 そして第一陣、第二陣とこれまでそれらの人々が我が国に帰ってこられた記憶がある。

 その中には、既にコロナウィルス感染者もいるとの報道だ。 それに伴い、それらの人々は既に適切な病院へ移送されると共に、他の人々に関しても感染している危険性が否定されないため、ご本人達に今後如何なる処置をして欲しいのか国家が尋ねたらしい。
 その回答が“理想的”だった事実に、私は一旦感動させられた。 何と、ほとんどの人達が自宅には帰らず、国家が指定したホテルにて2週間程待機するとの選択だったようだ。

 その後、この事態に関し私は強い不安感を抱くに至らざるを得なかった。  一体何処のホテルがそれを受け入れたのかは私の知るところではないが、もしも感染者が出た場合、その後ホテルはいつまで休業を強いられるのだろうか…  との素人考えを抱いた国民も多いことだろう。

 さて本日に話題を戻すと、更に200名を超過する武漢よりの帰国者が発生しいている様子だ。
 これらの武漢からの帰国者に関しては、国家の施設にて受け入れるとの報道を昼のNHKニュースにて見聞した。
 それで対応可能ならば民間宿泊施設への迷惑の程は解消可能であろうと、一応安堵する。


 一旦、話題を変えよう。

 今回の騒動で一番痛手を被っておられるのは、武漢からの観光客を乗せた国内バス運転手氏とガイド氏ではなかろうか?
 
 そのご両人のコロナウィルス感染が認められ、その後その足取り等々が大々的にメディアにて報道され続けている。
 (参考だが、ご両人に関して言うならば、コロナウィルス感染者であることは間違いないのだろうが、決して死に至るほどの重篤な症状は出ていない事実と私は理解している。)


 これを元に考察するならば。

 今回の「コロナウィルス感染」に関して、世界が大騒ぎし過ぎている感すら抱かされる。
 特に我が国に於いては「対中国」観点より、安倍政権にしてみれば“そらみたことか!”観点が強靱な印象すら思い浮かべてしまう…。


 いえ、もちろんのこと、今回の新型コロナウィルスに関する分析こそが急がれる事だろう。  今の時代、そのワクチン開発等もすぐに成される事でもあろう。

 何でも、中国にてのこのウィルスによる死者は高齢者が多いとも見聞している。
 そうした場合、特段世界規模での重篤な感染被害をもたらさないのでななかろうか??と、個人的には希望的に展望したりもするのだが…
 だって、中国とは国民10億(2019年末現在14億を超えているらしいが)を抱える国家だよ。 近年経済大国になったと言えども、その貧民層の実態は底知れないとも想像可能だ。 それら貧民層が一番に新型コロナウィルスに感染している実態を思うと、悲しくすらなるというものだ…


 今はとにかく世界中の人民はウィルスから我が身を守る行動を取りつつ、この事態を静観するべきではなかろうか? 

3年ぶりの郷里旅行記 (ちょっと横道編)

2020年01月30日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、宿泊ホテル室内より撮影した“新町川”と“眉山”の風景。)


      
    ホテルの朝食バイキング中に撮影した、市内循環バス?
 この地は鉄道がまるで発達していない分、バス便こそが交通網の主要な役割を果たしている。  それにしても本数は少ないが…   


   
    JR鳴門線にて勝瑞駅へ向かう際に撮影した吉野川の風景。
 高校生時代(大学も)には、日々吉野川を越えて通学したものだ。  


   
    勝瑞駅の前に掲げられている北島町の観光案内。
 北島町は私が住んでいた地に近いのだが不思議と訪れる機会はなく、この旅で初めて勝瑞駅に降り立った。


   
    娘と昼食のために訪れた徳島駅ビル内の中華専門店にて。


   
    私のセレクトは、中華そば。


   
    娘は、五目焼きそば。


   
    1日目の夜“阿波懐石”を堪能した後、訪れたカラオケ店にて。
 これ、何の曲だか分かるかな??  娘のセレクトなのだが。 この一曲前に私がイタリア語にて歌ったジリオラ・チンクエッティ「雨」に対抗して、娘が選曲したのがメリー・ホプキンの「悲しき天使」。  その最後の部分。 2人で英語で熱唱して盛り上がりました!!😀 
 (まさに子どもとは親が育てた通りに育つもの。 私がカラオケで英語曲をよく歌うのを真似てすぐに歌詞を覚え、娘の英語曲レパートリーは豊富です。) 

   

3年ぶりの郷里旅行記 ー 朝食後JR鳴門線にて一番札所へ 編 ー

2020年01月29日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、四国八十八カ所一番札所 霊山寺)


 さて、3年ぶりの郷里旅行の朝は、宿泊ホテルのバイキング朝食から始まる。

 以前より当エッセイ集内で幾度も述べているが、私は「バイキング」なる食事が大の苦手だ。
 いつも旅に出る時には、これを避けることに苦心する。
 ただ、今回の旅行はたったの2日の旅程だ。  安パッケージ旅程にバイキング朝食が付録でついているだけでもありがたいと思うことにしていた。

 そんな罰当たりの私だが、今回の旅行の朝バイキングが素晴らしかったのだ!
 何と言っても月曜日の朝故だろうが、朝食会場がほとんど“貸し切り状態。

 しかもバイキングの質が高く、選択豊富で十分に満足出来る内容だった。
 


   
    ホテルバイキング会場からの風景。 新町川の向こうには眉山が展望可能だ。


   
    我がセレクト朝食バイキング。
    


   
    デザートにセレクトしたソフトクリームが何とも美味しいこと! カフェオーレの珈琲も本格的だ。


   
    この日は、JR乗車後タクシーに乗り換えて「藍の館」へ行く予定。


   
    この鳴門線。 私が高校生時代に日々これに乗って通学した路線だ。 当時はこれ程綺麗な列車ではなかった。


   
    徳島駅改札口。 この辺の風景は私が通学していた頃とほとんど変わりがない。 セブンイレブンはなかったけどね…


   
    徳島駅を出発し、吉野川を渡った直後の駅がこの「吉成駅」。
    


   
    その次が「勝瑞駅」だが。
 この駅で降り立った時に、次なるドラマが始まる。
 タクシー乗車で「藍の館」へ向かおうとして、途中で「この辺に見所観光スポットはないですか?」と運転手さんに尋ねたところ。
 一番札所「霊山寺」はどうでしょう?! と勧めて下さる。 「もしよかったら、霊山寺でタクシーのメーターをストップしてお待ちした後に、目的地の「藍の館」へ行きます」とサービス精神旺盛だ!
 それに甘えさせていただいて、計画外だった霊山寺観光が叶った。
    
   


   
    霊山寺の門前にて。


   
    門を通過したところに、鯉が泳ぐ池があり。


   
    お地蔵群が、本堂へと誘ってくれる。


   
    そして、本堂に到着。
 本堂内のランタンが特徴的なお寺だった。

 何だか次々とラッキーが訪れる我々母娘の旅は。 
 次なる「藍の館」へと続きます。


   

3年ぶりの郷里旅行記 ー 阿波懐石編 ー

2020年01月29日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、我が郷里老舗「阿波観光ホテル」の懐石処にて食した懐石料理の一場面。)


 当初、郷里旅行1日目の夕餉は別某ホテル最上階にてフレンチディナーを予定していた。
 ところが出発前にその席を予約しようとすると、「4名様以上」でなければ予約を受け付けないとのネット記載。
 「きっと当日2人で現地レストランへ行けば受け付けてもらえるよ」、などと甘い考えの下にレストランを訪れると。
 何と、その入り口に「4名様以上」との“頑ななまでの少人数拒絶ぶり”の記載があるではないか!!??

 「もういいよ、いつもの懐石にしよう」 と出かけたのが、別ホテルの最上階の懐石料理処だ。

 ここを娘と訪れるのは、何年ぶりだろう。
 いつも空いているのだが、その日ばかりはある程度の来客があった。

 早速注文したのが、少量が特徴の「阿波小懐石」だ。
 それでは順番に写真にて説明させていただこう。

    

    
     まずは前菜。 阿波特産品が盛り付けられている。 内容は忘れたが、右上は“鳴門鯛の焼き物”かな? “鳴門金時”を利用した一品もあったかも?

    
     お酒は「芳水」の冷酒。 以前はこれが大好物だったのだが、少し年齢を重ねた身にして、どうも“甘過ぎ”た…


    
     刺身類。  鳴門鯛やはまち等々が盛り付けられていた。


    
     先ほどの「芳水」が甘過ぎたため、今度は「芳水・明快辛口」を注文。 これすら甘い感覚だった。 よほど、私自身が「辛口」好みに移ろいでいる事実を実感!  (そう言えば、阿波人は比較的甘いのが好みかも??)


    
     これは「焼き物」。  左横のコンロで自分で焼いて頂く。 以前より肉類が増えた気がする。 


    
     そして、茶碗蒸し。


    
     その後、天ぷらと続き…


    
     ご飯とお汁。

    
     そして、デザートで終了です。


 我々がいつも注文するのは、「小・阿波懐石」だが。
 これがHow much ?  なのか暴露しましょうか?
 たったの ¥2,500ー / 人 也 !!!  酒類も決して高額ではありません。  絶対お勧めです!
 もちろん、もっとボリュームある懐石料理も満載のようです。


 この後我々母娘は郷里のカラオケ店へ立ち寄り、久々に二人で“熱唱”した後、宿泊ホテルへと向かった。