おはようございます。スプラムの竹内幸次です。今日は土木系企業の診断報告会、午後は園芸系企業のホームページコンサル、夜は相模原商工会議所での第二創業塾講師をします。
今日は経営とパソコン活用に関してです。中小企業の経営の特徴の1つは「人」の要素が大きいということです。これは良い面もあり、悪い面もあります。
良い面に着目すると、以下のような違いがあります。
・大企業は仕組み、組織で動く
・中小企業は、意欲と人で動く
先日、CRM(Customer Relationship Management)を導入することが、「売上アップの近道」という表現をみて、大変に違和感を覚えました。
・中小企業は売上高や利益の獲得のみを目指しているのではない
・中小企業経営に近道はない。あるのは日々の努力のみ
パソコンを導入してCRMを行うということは、顧客データ等をデジタル化して、顧客の基本情報や購買・接触記録等を管理し、的確な顧客対応を迅速に行うためのものです。
つまり、CRMはパソコンが機械的に行うものではなく、あくまで、パソコンのデータベースを見た従業員が人として行うものです。
中小企業にとっては、IT活用は人間的な顧客対応を行う手段だと思います。CRMはしっかりとした顧客対応を行う意思の表れであり、簡単に近道的に売上高をあげる仕組みではありません。
株式会社スプラム代表取締役
竹内幸次 中小企業診断士
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