実は、結構ラジオ好きな私。
お気に入りは、AMラジオ。
今朝、文化放送「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」で、
内田樹「一人では生きられないのも芸のうち」
という本の内容と、武田鉄矢さんの感想を交えた話が、放送がされていた。
詳しい内容は、上記のHPで聞く事が出来るので、
興味があれば聞いてみて欲しいのですが・・・。
私なりの(怪しい)解釈で言いますと、
「人類(生物)は、仲間を頼らないと生きては行けない」らしい。
そして「その対象が大勢(沢山)であればある程、その生命体は繁栄する」そうだ。
逆に「一人(一匹)でも生きて行ける様な生命体は、絶滅する」らしい。
解釈が間違っているのかもしれないが、
一般社会の中では、“人を頼らずバリバリ仕事が出来る人&やる人”・・・・は、
潰れたり、ストレスを抱え込む事が多い気がする。
が、「出来ないの~。○○さん助けて~。」と、適当にやっている人は、
息が長い気がする。
どちらかと言うと、自分は、
「何でも自分でやりなさい」
「他人を頼っちゃダメ!」
という教育を受けてきた。
それは“日本の美学”でもあった。 ・・・と思っている。
「人を頼る事=依存」で、そんな人物に遭遇すると、
「なんて自立の出来ていない人なんだろう・・・」なんて感じに。
少し前には、鈍感力なんていう本が流行った。
内容は、それまで「常識」として来た事を、覆す様なものであったが、
こちらも、同じ様な“発想と分析”で捉えている一冊・・に感じる。
「一人では生きられないのも芸のうち」
追々、読んでみようと思っているが・・・・・・。
その前に。
・・・ちょっと自分の近況が頭に浮かんだ。
前にも少し紹介したが、近所にタイ人の女友達が住んでいる。
過去に、外国人の友達・・というものが無い私にとっては、
彼女とのやりとりで、カルチャーショックを受けることが多い。
極端に「依存の強い人」なのか、はたまた「文化の違い」なのか、
とにかく、私には理解できない“依頼”がいくつかある。
ちょうど1年前。
彼女は免許を取得する為に頑張っていた。
そして卒業。
しかし、次は「運転免許試験場」に行かなくてはならない。
そんな時、私に送迎の“白羽の矢”が立った。
「自分の事でしょ~・・・ 。電車で行きなよ・・・。日本語ペラペラなんだし。」
と思ったが、相手は、一人で海を渡って日本に来た“外国人女性”。
そして、旦那サンの友達の奥さん・・・という事もあって、仕方なく引き受けた。
当時の自宅だったアパートから、彼女を迎えに行く・・・40分。
彼女の家から、一般道と高速で試験会場まで・・・1時間ちょっと。
受験をする彼女を待ち・・・。
試験会場でお昼ご飯を食べ・・・。
結果を待ち・・・。
合否の手続きをし・・・。
高速と一般道で彼の女の家まで送る・・・1時間ちょっと。
そこから自宅に帰る・・・40分。
コレ、結構キツかったッす。
朝の7時半に家を出て、帰って来れるのは16時半過ぎ。
さすがに、旦那サンに
「ちょっと! なんで私がここまで面倒を見ないといけない訳?」
とヒステリックに怒ったが、
それがなんと、1週間続いた・・・(要は不合格だったのよ)。
高速代も・・昼食代も・・ガソリン代も・・私持ち。
その上、帰り道では、
「子供が幼稚園から帰って来るから、もっと飛ばせ!」
みたいな事まで要求されて・・・。
送迎に対し、感謝の言葉が無い訳ではなかったが、
不合格から抜け出せない彼女は、完全に“悲劇のヒロイン”になっていて、
こちらが気を使わないといけない雰囲気に持って行かれ、
送迎も“当然”という感じだった。
おかげで私は、連日の“お抱え運転手”でクタクタになってしまい、
しまいには、恨み心すら芽生えた。
他にも、
入国管理局に乗せて行け・・・と言われたこともあった。
こちらは、「名古屋の道は分からないから、車は出せない」と断り、
一緒に電車を乗り継いで行った・・・。
一人か、家族か、親戚か、・・・自分たちで何とかしろよ・・・とは思うが、
基本“お人ヨシ”なんだろうね・・・断れなくて。
ところで。
次なる「理解不能な問題」。
先日、
彼女と彼女のご主人から、「娘(4歳)にピアノを教えて欲しい」と頼まれた。
まぁ、子供にだったら、何とか教えられそうだが・・・
・ピアノは無いから、ピアニカで。
・楽譜は買わずに、家にある絵本で。
・日にちは、土日か水木で。
極めつけに
・(お金を払わない分)お手伝いしてくる様、娘に言ってあるから・・・。って。
お金は取る気ないけどさ、他人の4歳の子供に何を手伝わせろって言うの?
自分の子でも邪魔臭いのに、他所の子なんて、もっと使えんでしょうに・・・。
ホント、外人さんの考える事って、分からんわ~。
ま、子守を請け負うつもりは全く無いから、レッスンのみに絞るけど。
ピアノもね・・・
ピアニカじゃ、鍵盤の大きさも違うし、限界がある。
さらに、楽譜ナシ&その辺の絵本で教えろ・・・なんて、
おそらく、プロでも出来まい。 ・・・と思うわ。
この要求に、私はすっかり悩んじゃって、
ネット掲示板で、見ず知らずの人に
「どうやって教えたら良いでしょう?」って、相談したわよ。
「突っ込みどころ満載ですが・・・」
「適当にメリーさんかロンドン橋教えて終了にしたら?」
「最初から教室に通うべき」
「絵本の楽譜でなんて・・・、初心者4歳児に教えるなんて無謀」
「最近のピアノ教室は、○○という教材を使っている」
「大変な事を頼まれましたね」
「ピアニカでピアノ習う? せめてキーボードは必要!」
・・・などなど、様々な意見やアドバイスを頂戴した。
そしたら、
「これって、やっぱり滅茶苦茶な要求だ!」・・・と、確信した。
で、
・楽譜は購入してもらう
・ピアノ(電子ピアノ)も追々購入してもらう
それを承諾してもらえるなら、教えましょう・・・って事にした。
あの性格だと「ピアノは買う気ないから、毎日練習に通わせて~」
とか言って来そうだが、コレだけは断固として、受け入れるつもりは無い。
多分、「ピアノ♪」なんてのは、親子の口実で、
只只、子守&お遊びを望んでいるんだろうなぁ~。
本当にピアノが習いたかったら、ピアノも楽譜も用意するもん。
・・・・・・って、
話が逸れたが、そんな出来事を当てはめながら、
「立っている物は、誰でも、何でも、頼って使う!」
「頼って・頼って・頼りまくる!」
というスタイルで生きられる人は、
その“逞しさ”によって、確かに繁栄していくんだろうなぁ・・・
と、思った。
お気に入りは、AMラジオ。
今朝、文化放送「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」で、
内田樹「一人では生きられないのも芸のうち」
という本の内容と、武田鉄矢さんの感想を交えた話が、放送がされていた。
詳しい内容は、上記のHPで聞く事が出来るので、
興味があれば聞いてみて欲しいのですが・・・。
私なりの(怪しい)解釈で言いますと、
「人類(生物)は、仲間を頼らないと生きては行けない」らしい。
そして「その対象が大勢(沢山)であればある程、その生命体は繁栄する」そうだ。
逆に「一人(一匹)でも生きて行ける様な生命体は、絶滅する」らしい。
解釈が間違っているのかもしれないが、
一般社会の中では、“人を頼らずバリバリ仕事が出来る人&やる人”・・・・は、
潰れたり、ストレスを抱え込む事が多い気がする。
が、「出来ないの~。○○さん助けて~。」と、適当にやっている人は、
息が長い気がする。
どちらかと言うと、自分は、
「何でも自分でやりなさい」
「他人を頼っちゃダメ!」
という教育を受けてきた。
それは“日本の美学”でもあった。 ・・・と思っている。
「人を頼る事=依存」で、そんな人物に遭遇すると、
「なんて自立の出来ていない人なんだろう・・・」なんて感じに。
少し前には、鈍感力なんていう本が流行った。
内容は、それまで「常識」として来た事を、覆す様なものであったが、
こちらも、同じ様な“発想と分析”で捉えている一冊・・に感じる。
「一人では生きられないのも芸のうち」
追々、読んでみようと思っているが・・・・・・。
その前に。
・・・ちょっと自分の近況が頭に浮かんだ。
前にも少し紹介したが、近所にタイ人の女友達が住んでいる。
過去に、外国人の友達・・というものが無い私にとっては、
彼女とのやりとりで、カルチャーショックを受けることが多い。
極端に「依存の強い人」なのか、はたまた「文化の違い」なのか、
とにかく、私には理解できない“依頼”がいくつかある。
ちょうど1年前。
彼女は免許を取得する為に頑張っていた。
そして卒業。
しかし、次は「運転免許試験場」に行かなくてはならない。
そんな時、私に送迎の“白羽の矢”が立った。
「自分の事でしょ~・・・ 。電車で行きなよ・・・。日本語ペラペラなんだし。」
と思ったが、相手は、一人で海を渡って日本に来た“外国人女性”。
そして、旦那サンの友達の奥さん・・・という事もあって、仕方なく引き受けた。
当時の自宅だったアパートから、彼女を迎えに行く・・・40分。
彼女の家から、一般道と高速で試験会場まで・・・1時間ちょっと。
受験をする彼女を待ち・・・。
試験会場でお昼ご飯を食べ・・・。
結果を待ち・・・。
合否の手続きをし・・・。
高速と一般道で彼の女の家まで送る・・・1時間ちょっと。
そこから自宅に帰る・・・40分。
コレ、結構キツかったッす。
朝の7時半に家を出て、帰って来れるのは16時半過ぎ。
さすがに、旦那サンに
「ちょっと! なんで私がここまで面倒を見ないといけない訳?」
とヒステリックに怒ったが、
それがなんと、1週間続いた・・・(要は不合格だったのよ)。
高速代も・・昼食代も・・ガソリン代も・・私持ち。
その上、帰り道では、
「子供が幼稚園から帰って来るから、もっと飛ばせ!」
みたいな事まで要求されて・・・。
送迎に対し、感謝の言葉が無い訳ではなかったが、
不合格から抜け出せない彼女は、完全に“悲劇のヒロイン”になっていて、
こちらが気を使わないといけない雰囲気に持って行かれ、
送迎も“当然”という感じだった。
おかげで私は、連日の“お抱え運転手”でクタクタになってしまい、
しまいには、恨み心すら芽生えた。
他にも、
入国管理局に乗せて行け・・・と言われたこともあった。
こちらは、「名古屋の道は分からないから、車は出せない」と断り、
一緒に電車を乗り継いで行った・・・。
一人か、家族か、親戚か、・・・自分たちで何とかしろよ・・・とは思うが、
基本“お人ヨシ”なんだろうね・・・断れなくて。
ところで。
次なる「理解不能な問題」。
先日、
彼女と彼女のご主人から、「娘(4歳)にピアノを教えて欲しい」と頼まれた。
まぁ、子供にだったら、何とか教えられそうだが・・・
・ピアノは無いから、ピアニカで。
・楽譜は買わずに、家にある絵本で。
・日にちは、土日か水木で。
極めつけに
・(お金を払わない分)お手伝いしてくる様、娘に言ってあるから・・・。って。
お金は取る気ないけどさ、他人の4歳の子供に何を手伝わせろって言うの?
自分の子でも邪魔臭いのに、他所の子なんて、もっと使えんでしょうに・・・。
ホント、外人さんの考える事って、分からんわ~。
ま、子守を請け負うつもりは全く無いから、レッスンのみに絞るけど。
ピアノもね・・・
ピアニカじゃ、鍵盤の大きさも違うし、限界がある。
さらに、楽譜ナシ&その辺の絵本で教えろ・・・なんて、
おそらく、プロでも出来まい。 ・・・と思うわ。
この要求に、私はすっかり悩んじゃって、
ネット掲示板で、見ず知らずの人に
「どうやって教えたら良いでしょう?」って、相談したわよ。
「突っ込みどころ満載ですが・・・」
「適当にメリーさんかロンドン橋教えて終了にしたら?」
「最初から教室に通うべき」
「絵本の楽譜でなんて・・・、初心者4歳児に教えるなんて無謀」
「最近のピアノ教室は、○○という教材を使っている」
「大変な事を頼まれましたね」
「ピアニカでピアノ習う? せめてキーボードは必要!」
・・・などなど、様々な意見やアドバイスを頂戴した。
そしたら、
「これって、やっぱり滅茶苦茶な要求だ!」・・・と、確信した。
で、
・楽譜は購入してもらう
・ピアノ(電子ピアノ)も追々購入してもらう
それを承諾してもらえるなら、教えましょう・・・って事にした。
あの性格だと「ピアノは買う気ないから、毎日練習に通わせて~」
とか言って来そうだが、コレだけは断固として、受け入れるつもりは無い。
多分、「ピアノ♪」なんてのは、親子の口実で、
只只、子守&お遊びを望んでいるんだろうなぁ~。
本当にピアノが習いたかったら、ピアノも楽譜も用意するもん。
・・・・・・って、
話が逸れたが、そんな出来事を当てはめながら、
「立っている物は、誰でも、何でも、頼って使う!」
「頼って・頼って・頼りまくる!」
というスタイルで生きられる人は、
その“逞しさ”によって、確かに繁栄していくんだろうなぁ・・・
と、思った。