パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

コロナによる意識の改善と更なる課題

2020-12-09 12:48:42 | ちょっと寄り道=独り言=
 今更・・・とも思いますが、
医療用の手袋が不足しているそうですね。

製造云々より、原料の調達が難しいそうです。

 もう、20年ほど前・・・、私が介護の勉強をしていた時・・・、
「手袋はなるべく付けない」を推奨する傾向が密かに"強く”ありました。

理由は、
「汚いモノとして、利用者を扱ってはならない」
「素手で介護することこそ、”まごころ”」
・・・といった具合に、介護者にそれを強いる感じでした。

介護の授業では、手袋を始めとする自己防衛について、あまり勉強した記憶がありません。
同じ学校で、介護職になった子・・・の話しでは、まさに「手袋禁止」だったと聞きます。

それは、おむつ交換の時も・・・。

20年前の話です。
本当の話。

 半世紀生きてきた今になると、
その「まごころ」は、一企業の「経費節減」だったのだろう・・・と感じます。

そして、コロナが流行する今、
「自己防衛」に何癖が付けられなくなった事は、幸運だったと思います。


 先日、
企業でパートをしつつ、デイサービスで少し働いている妹と話す機会がありました。

コロナ禍で自己防衛を心掛けてはいるのだけれど、
認知症がじわじわ進んできた利用者さんが、
トイレに籠もって、排泄物を壁や身体にねたぐりつけて、大変だったそうです。

マスクや手袋は勿論していますが、目も大事。
フェイスシールドも必要ですが、
介護の現場だと、利用者さんの身体を傷つけてしまう危険もあり、装着が難しいそうです。

入浴介助や、咳き込んでしまう利用者さんと関わるときは、
本当にドキドキする・・・とも言っていました。


 この先、
「自己防衛」の意識が変わったように、看護や介護の裏事情が更に改善され、
そういった過酷な仕事に就かれている人が、対価を励みに頑張れる様な仕組みにしてくれないと、
お先真っ暗・・・な社会になってしまうでしょうね。

コロナと背中合わせのスタッフには、それなりの対価が得られるようにして欲しい!
減額なんて、本末転倒!

旅行は、「行きたい人は行く」・・・のだから。
遊興への道筋はもう出来た・・・から。
次は、とにかく医療に回して欲しい!


 今は静かに。
コロナが減少してくれる事を祈りながら、過ごす日々。