パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

甥っ子とプール

2009-07-31 07:02:24 | ちょっと寄り道=独り言=
「今年は、オムツも取れたことだし、プールデビューに一役買うか…」
と、言う事で、甥っ子を連れてプールへ行くことにした。

この甥っ子、
水が大嫌い(正確にいえば顔に掛かるのが嫌いなのかも)で、
私の行う、頭からのシャワーも苦手。
(パパは、膝に仰向けに乗せて、顔にお湯が掛からない様に注意しながら
洗髪をしてくれるらしい… 甘あまな親だ…

そんな事もあって、
「絶対水嫌いを克服させてやる~
と、変なファイト心が、私の中で芽生えてしまった。

 
 実は私、
短大生活の2年間、教育の実習の一環となれば…と思い、
スイミングスクールで、3歳~小学6年生に水泳を教えていた。

うん。
一応、四泳法は泳げるよ。
少なくとも、泳げたよ。
でも、今は無理かな…

そういえばあの頃は、
人生で一番ナイスBODYな時代だったわ~
水中の運動って、本当に体が締まるんだよ!
(知っているけれど、着替えが面倒で、あれ以来全く行く気がない)

それは良いとして。

 妹は、
プールという言葉を聞かせると、面倒なことになるのを察知して、
「ねーねと滑り台やって遊ぶ? 散歩もするんだって♪」
と、甥っ子に説明をしていた。

「行くってさ。 嬉しそうに笑ってるわ。 あ~罪悪感が…。」
…って。

ちゃんと伝えてよねぇ。
これじゃぁ、だまし打ちじゃんか

ま、とにかく、プールへ。

 建物の中へ入ると、
正面に受付…
左には、高い天井とソファー・新聞にTV…
右には、大きな階段…

甥っ子は、「病院?」と聞いてきた。
(子どもの感じる印象って、面白いね。 確かに病院っぽい造りだった。)
「違うよ。プールだよ。今日はねーねーと楽しくプールで遊ぼうね♪」

まず、ギャラリーへ連れて行って、
「あのプールへ行くんだよ♪」と説明を。

もう、
とにかく「♪♪♪…」という雰囲気を強引に作って、押しつける。

微妙な表情をする甥っ子だったが、
未知の世界に対する期待もあったのか、まずまずご機嫌で更衣室へ。
でも、
「シャワーある? シャワーする?」 と、やたら聞いてくる。
「するよ。ちょっとだけね。」

楽しい雰囲気で着替えて、
抱っこしてシャワーを通り抜け(私の肩に顔をうずめていた)、
難なく、ひざ丈の子供プールへ足を入れた。

その後は、
水の中をお散歩したり、
おっかなびっくり滑り台を滑ったり(かなり足ブレーキを使って嫌がった)、
プールサイドを歩いたり、
最終的には、流れるプールで、浮き輪を使ってプカプカ出来た。
(もちろん私は、浮き輪から手を離さない様にしていた)

 挑戦する前は、
泣き声が響き渡るかも…と心配をしていたけれど、それはなかった。

でも、顔は無表情だった。
「楽しいね♪」 …と声をかけると、
「楽しいね♪」 …とにっこり同調してくれたが、
どう見ても、緊張していたし、怖がっていたと思う。

しばらく遊ぶと
「あのさ、ぐるっと回って、あっち行こ!」 と甥っ子が提案をしてきた。

…ぐるっと回って?
…そっち、何も無いよね?
シャワー潜って更衣室だよね?

「ねーね、プールもういい(No Thank you)♪ (満足したから)もういいよ♪」
今度は、笑顔で説得してきた。

…まぁ、泣かなかっただけヨシとするか…。

こうして、正味30分のプールデビューは終わった。


 水着を着替えながら、伯母はしつこく言う。
「プール楽しかったね~♪」 「また来ようね♪」

「うん。…楽しかった…」 と言いつつ、
「(冗談じゃない…)」 と言う表情の甥っ子。

でも、駐車場に向かう時からは、
笑いながら「プールもう来ない!」 と言っていた

伯母がしつこく誘うと、「うん」と返事はするけれど、
家に帰ってからも、事あるごとに、にっこり愛想笑いをして、
「プール、もういいから…」と、アピールしていたらしい。


 ま、最初は、こんなもんかな…。 まだ2歳だし…。
あと3回くらい入れば、ちょっと変わってくると思うんだけどね。
この夏、また行く機会があると良いんだけれど…。

今日は、入江君、背泳ぎ200の決勝だっけ?
おばさん、ファンだから頑張って欲しいわ~


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