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パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

フィブリノゲンの被害者を助けて!

2008-03-13 11:44:44 | ちょっと寄り道=独り言=
今朝、父から電話があった。
病院勤務の友人のアドバイスもあり、母の入院暦を調べているらしい。

母は、54歳で亡くなった。
肝臓ガンだった。
もう6年前の話になる。

母は、その十数年ほど前、子宮筋腫で手術をしていた。
その時、血液製剤フィブリノゲンを使われてた可能性が考えられるのだ。

以前、フィブリノゲンが使われていた病院リストが新聞に載ったが、
記事の病院以外にも使用していた病院があり、厚生省はそれを再調査しているらしい。
母が手術をした病院の名前は、「使用」の欄にはなかったが、「納入」の欄には載っていた。
納入があるって事は、使ったって事じゃない?・・と不思議な想いが残った。

 ニュースで騒がれる前までは、私達家族もそんな薬があって、それを一服盛られて、重い病気になったり亡くなったりしている人が居る事を、全く知らなかった。

母の主治医は当時、発病について「原因はわかりません」と言っていた。
おそらく本当に分からなかったのか、黒い噂があっても証明されていなかったのか、とにかく「分からない」「移植も手遅れ」「余命3ヶ月」という言葉だけを残した。

あの頃、私が読んだ本の中には、「近年肝臓ガン患者が増加している」とあった。
グラフを見ても、胃ガンが減る一方、肝臓ガンはどんどん増えていた。
この母には、肝臓病=酒飲み・・・という昔からのイメージは、無縁だった。
本にも、ウイルスか環境問題か・・原因はまだわからない・・と書いてあった。

 今でも病気で苦しんでいた母を思うと、涙が出てくる。
本当に可哀想だった。
でも、何もしてあげられなかった。

訴訟を起こした被害者の方々、そして辛い闘病生活を送っている方々を、なんとか助けてあげて下さい。
恐ろしい薬ではなく、良薬を投与してあげて下さい。
元の体にしてあげて下さい。
どうかどうか・・・お願いします。

私達がこうして健康で居られるのも、今、一つの大きなリスクが回避されたのも、みんなみんな、命を削って訴訟を起こして下さった方々のお陰です。
被害者の方々が、普通の夢や希望を持って生きられる様、
一刻も早く元気な体を取り戻せる様、心から願っています。

http://www.hcv.jp/retrieval.html

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