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パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

あるメーカーの話

2007-04-18 12:44:19 | 第2章】住まい探しの旅
 ご? 誤? 五千万?
一体、私達夫婦は何処へ行こうとしているのだろう?

「この展示場内のメーカーは、きっと相場が同じに違いない!」
そう思った私達は、まるで展示場仲間の一員かと思われる様に隣接する、数ランク下のメーカーを廻り始めた。
 こちらは、それほど馬鹿デカい家ではなく、生活感に溢れている。まるでそこに住む家族が見える様だ。
ほぅ~。内装も可愛い。ちょっと別荘チックかな?
へぇ~。この吹上スペースは、部屋にしても良いですって? しかも別途料金は掛からない?
えぇ~! ○○坪のこの家は○○○○万円? 展示場内の半額じゃん! 2軒建っちゃうよ!
 やっと私達にも、希望の光が見えて来た様だ。
しかし次の瞬間・・・。
見てはいけない光景を見てしまった。
 お行儀が悪いかもしれないが、私は扉を見つけると、何処でも開けてしまう癖がある。(展示場だから良いですよねぇ?)
今回もお決まりごと♪ 目に留まった収納庫の扉をグイッと引いた。すると・・・
開かない!半分しか開かない!
どうやら建付けが悪い様なのです。否、家が傾いているかもしれません。
ココ、モデルルームでしょ?こんな事って有得ます?
結局、値段の差ってこういう所に出るのかなぁ?
モデルルームでコレなら、客先でも同じであろう。
この後、感激の言葉を口にする事も出来ず、お礼を言ってその場を後にした。

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嘘でしょ?

2007-04-18 08:11:37 | 第2章】住まい探しの旅
 土地探しも様々な障害があったが、住宅メーカーの選択もなかなか難しい。
しかしこちらは、規制や環境の障害はないので、「予算の問題」に尽きると思う。
まず無知な私達が本気で足を運んだのは、CMのイメージと、現地の賑わいがある所であった。
 へー○ルハウス(10㎝角くらいのロゴ調デザイン)は、CMも「はぁ-ぃ♪」なんて可愛らしいし、どこの展示場に行っても必ず賑わっていた。ガラ~ンとしたメーカーが沢山ある中で、この現象は本当に不思議であった。営業マンも人手が足りず、我々に近寄って来ないので、有難い事にゆっくり見学が出来る。
 丁度満足した頃、30代前半と見られる営業マンがやって来て、お茶を出してくれた。
さて、家族構成や敷地面積、ちょっとした将来像を説明しつつ、会話が弾む。
「いや~、実はこんな感じの間取りで見積りをお願いしたくて。」とエクセルで作った図面を取り出してみた。
「うんうん。なるほどね。でも将来はニ世帯か、奥様のお父様も(母は他界)・・という事であれば三世帯ですよね?例えば、南側にそれぞれのお部屋があった方が、みんながポカポカニコニコ、幸せに暮らせると思いませんか?」と営業マン。
話の内容から、“体が不自由になっても、エレベーター付なら2階の南部屋へ行き来出来るし、みんなポカポカ幸せ”という説明だ。
う~ん・・・。そりゃそうかもしれないけど、何だかエレベーターの販売強化に重点を置いている様に聞こえる。
 カタログを見たり、話を聞いていると、どうやらへー○ルは二世帯住宅にかなり力を注いでいるらしい。「息子夫婦と住む家」「娘夫婦と住む家」「キッチリ分かれた家」「共有スペースで暮らす家」「1階2階で区切った家」「1階から2階まで左右に区切った家」・・・・・。  素晴らしい!
・・・でもね、ウチはそんなたいそうな広さの家は考えてないの。ですから、この間取りで見積りお願い。ざっとお幾らくらいしますか?
「ざっと5,000万ですね」
その瞬間、へー○ルハウスは雲の上のメーカーになりました。


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