創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

チコリア、ルッコラのサラダ

2008年02月15日 | 日記

この冬最強の寒波襲来との報道。
シーンと静まった今朝、カーテンを開けた。
庭木にはこんもりと新雪。 15センチあるかないかだろうか。
これくらいの雪、我々北陸人にとっては慌てるほどの積雪でもない。

前庭の畑に植わっている、チコリアとルッコラ。
サラダにしようと思い、昨日摘み取ったばかり。
そして今朝の雪。  チコリアが植わっている場所は雪が盛り上がっている。
どうしているかな、と思い雪をよけてみました。
ルッコラは雪の中でどこに植わっているか見分けが付きません。

Photo_3

   雪の中のチコリア
         ワインカラーのバラのよう

   姿を探せないルッコラはどこ当たり?


さーっとキレイに洗い大きめの葉はちぎり、小さめの葉はそのままに。
緑葉のルッコラは摘み取った姿のままに。
赤と黄色のパプリカをスライスして彩りよく盛ってみました。

夏の暑い時分のこれ等のハーブ、かなり大きく硬く成長し、加えて苦味も増して
サラダには不向きでしたが、この寒い時季になると葉っぱも柔らかくなり、
とても食べやすくなってきました。
 

Photo_4

   青磁輪花鉢

          径 ・21、0cm
          高 ・ 5、5cm


チコリアは濃いワイン色で見た目にもポリフェノールがいっぱい。
ルッコラは鮮やかな緑葉たたえ、かみしめるとほろ苦さの中にゴマの香りが口いっぱいに広がります。
チーズを加えようかと思いましたが、サッパリ風味で食べることにし、
岩塩とコショウを振りかけ、香り高く濃い味のバージンオリーブオイルをたらして完成。

先日も小雪の中、キャベツを収穫してきました。
このキャベツ、生で食べても甘く、ポトフに入れると砂糖を入れたくらいに甘くなるのです。
そのキャベツ、丸々一個を使ってロシア風のピクルスを作ってみました。
今晩、何かのソティーにキャベツのピクルスを添えて、このイタリア風サラダを食べましょう。

いま農薬問題で世間が騒然となっていますが、
いつも不思議に思っていることがあります。
それは今が旬の白菜。

我が家では農薬は一切使わないし、母が作っている種々の野菜にも農薬は使っていません。
晩秋の白菜の収穫時季になると、白菜の外葉をかなり捨てなくてはなりません。
農薬散布しないものですから、葉に付く虫達が喜んで食い荒らしているのです。
その為一抱えもするほどの白菜が葉っぱを取り除くために、かなり小さくなります。
それでも虫が食べても大丈夫なように、我々人間が食べても当然なことに安全。

よくスーパーなどの店先で見る葉ものや白菜、どうしてあんなにきれいなんでしょうか。
白菜など、青葉がしっかりと残っています。 何か特別な栽培方法でもあるんでしょうか。
実家の畑の野菜も、我が家の前庭の野菜も、青葉は虫達にとって大、大ごちそう。
もし青葉を残そうとするならばそれ相応の農薬散布が必要に。  では売られている野菜の青葉は・・・?

我が家の周りの田んぼ、今年も休耕田があります。
食物の自給率が低いといわれているのに、何故もっと農産物を作ろうとしないのでしょうね。
気候変動で食べ物がなくなった時、一体どこの国が手を差し伸べてくれるのでしょうか。
せめて自国民が食べられる分くらいの食物は安全に生産すべき、と思っているのですが。
そのような国の政策のもと、実家の田んぼは今年も休耕です。

コメント
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