創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

土づくり

2019年03月30日 | 日記

気になっていた青磁用の土づくり、

気候も少しばかり春らしくなってきて、

晴れの日に工房前で作業を行った。

 

数種の原料土を測り、 この大きなポリタンクに入れて混合させた。

もちろん大敵の鉄粉は磁石で取り除いた。

泥状態の青磁用の土、 沈殿するまで時間が掛かるので、

ゴミなどが入り込まないようにナイロンでカバーした。

次の作業があるが、 とりあえず今出来る作業を中心に行った。

 

沈殿が進んで落ち着いたら、泥を取り出す。

その泥が乾くのを待って、次は手で揉む作業。

次々と作業を進めなくてはならない。

この緑色の物は「たい肥」を作る入れ物。

野菜くずや木くず、刈り取った草などを入れておくと、

数年後には立派な土になる。

 

母と一緒に野菜を作っていた実家の畑、

その畑には、大、中、小と、この入れ物があった。

母が亡くなった後、実家の畑も作れなくなり、

大、中のこの入れ物は希望する方に差し上げた。

 

私は小さい入れ物=コンポスターを我が家に持ってきて、

野菜くず、草などを入れて使ってきた。

 

母が亡くなったのは2015年3月、早や4年、

先日、中に入れたものがどのようになっているかと、

底の方を取り出してみた。

様々なクズが、立派な土となっている。 しかも栄養豊富。

底の方の、土となったものだけを取り出し、

自宅の畑に混ぜ込んだり、植木鉢に入れたり。

 

このたい肥、作物や花などを上手に育ててくれる気がする。

コンポスターで出来た「たい肥」を使うのは初めての事。

 

こんなに栄養豊富に仕上がるのなら、

野菜くずや草、枯葉を入れ、 土づくりをしよう。

作品の土づくり、 そして畑の土づくり、 楽しみが増えた。

 

 

 

 

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