創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

作品制作・梯川掃除ボランティア

2014年03月25日 | 日記

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   壷作り


以前にも述べたと思うが、
私の仕事は、何かをやり掛けながら仕事をすることは絶対に無理。
年末からつい先日まで、介護や私自身の体調不良で仕事が進まなくなってしまった。

でも介護や、仕事が遅れた事については何も思っていない。
人として当然のことをさせていただき、最期を看取らせていただいた。
旅たつ前の3~4分間じっと見つめられ、しばらくしてから呼吸が急に浅くなり、
再び薄目を開けられたときには瞳孔が少しずつ開いてきた。

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   口仕上げ


介護中、ふっと疲れてベッド柵でうつ伏せで居眠りしてしまったとき、
S氏が私の体調を心配して、そっと頭をなでてくれていた。

眼を覚ますと、「 疲れているんじゃあないか、大丈夫か?」と
反対に心配までしていただいた。

主治医からも、
「 堂前さんが倒れたら私たちも困りますので、早めに休んで 」と何度も言われた。

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   細工


でも、もう大丈夫、デザイン画に沿って一気に作業を進めている。
作業中は殆ど電話にも出ず、作品作りに没頭するのみ。
何とか良い作品を創り上げねばと、ロクロに向かっている。

「 祈り、そして芽生え 」をテーマに、生きること、希望を持つことを心に、
それらを作品として形に仕上げていく作業を続けている。

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     梯川


   荒木田橋


そのような生活の中、23日日曜日あさ7時から梯川のゴミ拾いがあった。
とても良く晴れた日曜日、近隣の町内から多くの人々が集まり、
主催者からの挨拶でボランティア作業が始まった。

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   あさ7時


私たち荒木田町の住民は、
加賀産業道路に架かる、荒木田橋から一つ上流のかものうら橋までのゴミ拾い。

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   ゴミ拾い


主催者から、燃えるゴミ、金物などのゴミの袋を渡され上流に向かった。
昨秋のゴミ拾いでは雑草が生い茂り、ゴミを見つけられずに終わってしまい、
今回はきっと沢山のゴミがあるだろうと思っていたが、以外にゴミは少なかった。

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   かものうら橋まで


先週16日に行われた用水の泥上げ、そしてゴミ拾いのように、
1時間は越えるだろう、と思っていた梯川のゴミ拾い、
以外に早く終わって、1時間も掛からなかった。
終わった後、いつものように飲み物を頂いた。

インターネットでよく見る記事、
外国の方々が日本に来て、ゴミが無いことに驚かれる。
私たちは当たり前の日常となっているが、外国に出かけるとそうではない。

ヨーロッパの各地を取材で巡ったが、とにかくゴミが沢山落ちていた。
風が吹こうものなら舞い上がって大変。吹き溜まりにはゴミが山になっていた。
世界の重要な機構が多く集まっているジュネーブ、レマン湖の水はきれいだったが、
街中にはゴミが多くてビックリしてしまった。

個人主義も大切なことかも知れないが、
余りにもそれが行き過ぎてしまうと大変なことに。
美しい心、美しい生活、他を尊重し美しい未来を残すため、
「 祈り、そして芽生え 」を大切にしなくてならない。



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