創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

金澤画廊 ・ 個展 Ⅱ

2011年10月25日 | 日記

二年ぶりに行った金澤画廊個展、
23日午後6時、無事に終えることが出来ました。

中々上昇しない経済、今回の個展も大変心配致しましたが、
沢山の方々に作品をご覧頂き、また作品達もそれぞれの方々の所へと行き、
誠に幸せな個展を開催させていただきました。

Photo

   ヨモギ饅頭



   白磁木の葉皿

   青磁汲み出し碗


このような大変な状況にもかかわらず、
個展におこし下さったお客様に召し上がっていただきたく、
小松で一番おいしい「 ヨモギ饅頭 」をご用意しました。

ご年配のお客様のおひとりは、
「 母が作ってくれたヨモギ饅頭の味がする、」と言っていただき、
ある方は、「 ヨモギそのものが使ってあり、美味しい、」と言って下さり、
ご用意して良かったと思っております。

様々なお菓子がありますが、やはり自然の安心な素材を使ったものが一番、
画廊主も大好物で、毎朝画廊に行く前にお店に寄って出来立てを買って参りました。
我が家から車で15分あまりの所にあるお店、福新屋さんのヨモギ饅頭、
ぜひ機会がありましたら召し上がってみてください。

Photo_2

   青磁掛け花入れ


   ルコウソウ(縷紅草)


個展期間中、お客様が丹精込められた花を持ってきて頂き、
その都度画廊主や、生け花の心得があるスタッフが生けてくださり、
静かな雰囲気の画廊ではありましたが、様々なお花で作品達も生き生きと。

Photo_3

   橋のたもとに


個展期間中は天候にも恵まれ、
昼時間に梅の橋を渡って川や、周りの景色を眺めておりましたら、
何か見たような花が。 近寄ってみましたら、こんな近くにも沢山咲いていました。
ちょっと聞き慣れない名前のこの花、家に帰って調べてみましたら、
熱帯アメリカ原産の、ルコウソウ、「 縷紅草 」と。 

どなたがお世話されているかは分かりませんが、
梅の橋のたもとに蔓棚が設けてあり、薄紫の朝顔と可愛いルコウソウが相まって、
浅の川の清流の川面に反射するお日様の輝きに美しく映えておりました。

Photo_4

   雨の、梅の橋


23日午後6時、画廊の照明を落とし、
ささやかな食事会をしましょうと、初めて夜の「 梅の橋 」を渡り、
東茶屋街の落ち着いたレストランで食事を致しました。

お客様から頂いた貴重なご意見など、皆で改めてかみしめ、
今後の参考にさせていただこうと話し合いました。
様々な話題で話しも尽きず、気がつけば二時間経過、
再び梅の橋を渡ろうとすると、しとしと、と静かな雨。
「 雨降って地かたまる 」と画廊主。

大変厳しい経済状況にもかかわらず、お越し頂き、
ご厚情を賜りまして、誠にありがとうございました。
今後ともご支援ご指導のほど、重ねてお願い申し上げます。


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