連日の酷暑日が続いた先日、
お盆に一足早く、今年も関西から姪が3人の子供をつれて母に会いに来てくれた。
母はこの日の為にと、せっせと野菜作りに励んできた。
今年の夏は雨の降らない夏。 野菜たちも水がもらえず、しおれかけてきていた。
それでも夏野菜は強いもので、スイカ、ナス、キューリ、トマトなども何とか元気でいる。
互いに再会を喜び合い、ひとしきり近況などを話し合ったあと母の畑に連れて行った。
子供達は大きく育った野菜たちを見て大はしゃぎ。
それぞれが思い思いに野菜を採取。
都会の子供にとって、畑で野菜をとる経験は良い思い出として心に残ることだろう。
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安宅の海 浜辺で戯れる |
いつものように子供達からの要望もあり、安宅の海に出かけてきた。
強い陽ざしの中、何組かの家族や若者達が泳いでいた。
安宅の海は毎年のように波に浸食され、泳げる範囲が狭くなってきている。
加えて急に深くなっていて、子供達だけでは泳がせることはままならない。
せっかく来たのだからと波打ち際で私の監視のもと、しばし遊んでもらった。
しかし太陽が強い、強すぎる安宅の浜だった。
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安宅の海 |
適当な海水浴場があればいいのだが、
残念なことに小松には泳げる場所はここしかない。 それも危険な安宅の海。
少し遠出をすれば幾つかの海水浴場はあるのだが、姪たちの予定には入っていなかった。
今回は二泊三日で母に会いに来てくれたが、楽しい日々はアッと言う間に過ぎ去り。
昨年までは母も一緒に連れ立ってドライブを楽しんだりしたが、
今年はさすがに身にこたえたのか、食事の時だけ姪と子供達と楽しく時間を過ごした。
来年もいっぱい野菜を作って待っているからね、と母。
来年も又会いに来るね、と姪と子供たち。
あちこち故障が出てきて耳まで遠くなってきている母だが、
子供達に会えることが一番嬉しいとニッコリ。
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ゴーヤ |
姪たちが関西に帰った後、この時季にしては珍しく台風がやってきた。
被害が出ないかと心配したが、北陸地方はさほどの被害も無く一安心。
母が生きがいにしている畑にもタップリの雨が降り、我が家の野菜たちも息を吹き返した。
しおれかかっていたゴーヤ、今朝見ると沢山の花が咲いていた。
可愛いゴーヤの赤ちゃんもいっぱい。 水を吸って大きくなってくれよと声をかけ、
今日も窯詰めの準備を行った。
台風の被害が無くてよかったですね。
こちらは連日猛暑の毎日です。
金沢から戻って早や数年、日記を読ませてもらうたび懐かしく思い出しています。
いつもながらの素晴らしい文章と写真、お子さん達のシルエットとても美しいです。
さりげない日常の風景を撮られ、芸術までに高められるとは、さすがです。
仙台での個展の準備にお忙しいとは思いますが、ご無理せずに!
では又!!!
いつまでも暑いですね。
天気図を見ていますと、近畿東海地方はかなりの暑さ。
いつものバイタリティーで励んでいられることと思っています。
日記は私の日常の事を中心に書いていまして、その中に写真をいれてあります。
お褒めの言葉を頂けるしろものではありませんが、私なりの感覚で撮った物です。
書いてくださったように、只今窯焚きを中心に仕事をしています。
窯を開く度、一喜一憂を繰り返して・・・。
仙台個展、何とか良い作品をご覧いただけるようにと願っています。
名古屋城様もお元気で。
またお会いしましょう。
暑い毎日、いかがお過しでしょうか?
今年のように厳しい夏の窯焚きは、さぞやご苦労が多いと思います。
十分に水分をとられていらっしゃいますか?
安宅の海の写真を見させていただき、厳しい夏ではありますものの、
暑さにあえいでいる私達に涼風を届けて下さっているようにも感じています。
海と少年、盛夏にふさわしい美しいお写真と拝見させていただきました。
安宅の関、と言えば、「東大寺・参拝」のコメントを読ませていただき、
なんと非常識でヒドイことをする九谷作家さんがいるのかと、ビックリいたしました。
この前の北國新聞に、白山ひめ神社の宮司さんに作品を寄贈している作家さんが
載っていましたが、きっとあのお方なのでしょうね。
唐招提寺貫首さんとも仲良く、と書かれていましたので、そう感じました。
でも先生のお作は東大寺に大切に保管されていて、本当に良かったと思っております。
仙台個展まであとしばらく、どうぞご無理なさらずに・・・。
よいお作が焼きあがることをお祈りいたしております。
本当に厳しい夏です。
早く涼しい風が吹かないかと期待しているのですが、うまくいかないものですね。
安宅の海は美しく輝いていましたが、泳ぐにはふさわしくありません。
これも地球温暖化の影響ではと思っています。
東大寺にお買い上げ頂いた、白磁天目盌、ご推察の通りです。
当時、私に何の了解も得ずに箱書きを削った九谷作家に対して、
十分に訴えられると進言して下さった方々が多くいられましたが、
そんなことをしても何にもならないし、したところで何も得る物が
無いことも分かっていましたので、そのままにいたしました。
ただ、可哀相な人、と思っております。
人それぞれ、自分の歩むべき道をひたすらに進んで行こう、そう思っています。
どうぞ今後ともご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。