オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「フレンズ・オン・アイス2009」を観て その2

2009年08月26日 22時54分50秒 | フレンズ・オン・アイス2009
今回のFOIの座席は残念ながらアリーナではありませんでしたが出演スケーターの出入り口の少し右斜め後方。出番を待つスケーター達の後姿を見る事ができました。
当然、荒川静香さんの御姿も後姿ですが、じっくりと拝み奉ることが出来ました。今回はショーには出演しませんでしたが宮本賢二さんがショーの最初から最後まで熱い視線をリンクに送っていた姿が印象的でした。佐藤久美子コーチの顔も見えたような気がしたのですが・・・
後の方の席でも、いろいろお楽しみがあるようです。

最近、私はアイスダンスにハマっているのでベルビン&アゴストの演技を見る事も大変楽しみにしていました。リンクに登場したベルビンの衣装を見て今年の世界選手権の時のEXナンバーであることが、すぐに解りました。ご存知の通り、ベルビンが手紙を読むシーンからスタートしますが何とも言えない情感が伝わってきて演技が始まる前から、このコンビの世界に引き込まれました。ペアのように大技が無い競技ですが多彩な技と美しさは物語性のある競技として独特な魅力を感じます。
そして、やはりベルビンの美しさ、そして、その美しさを支えるアゴストのスケーティングの見事さ!ぜひバンクーバー五輪では金メダルを狙って欲しいものです。

そしてライサチェック!昨シーズンのフリーのガーシュイン作曲「ラプソディ・イン・ブルー」をEXナンバーに直したものですが、あのガーシュインの素晴らしいメロディに乗っての演技は見事でした。世界選手権の優勝で演技に自信が満ち溢れています。音楽を堪能しながら、演技も堪能できる贅沢さを噛み締めるばかりでした。

最後にやはり荒川静香さん。第2部の冒頭、黒い衣装を着てオルフの「カルミナ・ブラーナ」の冒頭の音楽で登場した時は本当に驚きました。音楽に負けないスケールの大きさを感じる演技で荒川さんの演技の巾の広さを強く感じました。
この後、白の衣装に早替わりすると音楽も映画「オズの魔法使い」から、有名な「虹の彼方へ(Over the Rainbow)」に変わり、キッズスケーターが登場、荒川さんとの共演となるのですが、その姿を見て何とも言えない熱いものが込み上げてきました。
一所懸命演ずるキッズスケーター、そのキッズスケーターを大きく包み込むような荒川さんの演技。バックには「虹の彼方へ」のあのメロディ。荒川さんの脳裏には自分自身がスケートを始めた頃がよぎったのでしょうか?
荒川静香さんのフィギュアスケートに対する思い、また荒川さんに続くであろう若いスケーター達への思いなど、2人の演技を見ていて荒川静香さんの「心」「真心」が伝わってきて、見ていて目頭が熱くなりました。

今年のFOIを見て、昨年と同様フィギュアスケート対する愛情がますます深くなりました。そして、その中心に荒川静香さんの存在があるのは当然のことです。
今年も会場で荒川静香さんを愛し、そしてフィギュアスケートを愛する、FOIを通じて知り合えたフレンズの皆さんと短い時間でしたが、また御会いして楽しい時間を過ごすことが出来ました。また早い時期にどこかのスケート会場で御会いしたいものです。
そして来年の「フレンズ・オン・アイス」も必ず行くつもりです。オリンピックの後なので、フィギュアスケート界の地図も変わっているかもしれませんが、絶対変わらないのは荒川静香さんの素晴らしさ。
来年も荒川静香さんとフィギュアスケートの素晴らしさを堪能するため新横浜スケートセンターでリンクを見つめている私がいます。