オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

大相撲界を去る高見山

2009年05月25日 11時18分57秒 | 大相撲
大相撲五月場所は大関日馬富士が優勝決定戦で横綱白鵬を破って見事、初優勝を飾りました。それにしても本割での大関琴欧州戦での首投げには驚かされました。あの大切な大一番にあの様な大技を出す集中力は凄いものがあります。
http://blog.goo.ne.jp/harumafuji

さて今日、朝起きてテレビのワイドショーを見ていると元関脇高見山の東関親方が相撲協会を65歳の定年をむかえることを報じていました。
私にとってやはり東関親方というよりも現役時代の高見山のイメージが強過ぎます。私が一番、大相撲を見ていた頃の人気力士である。現在、大相撲界は外国籍力士が花盛りで高見山はそのパイオニア的存在ですが私にとっては外国人力士だからどうのと言う事を超越した存在で、あの巨体を生かした相撲はたいへん魅力的でしたし負けっぷりも絵になる力士でした。
そして高見山を見出した元横綱前田山、当時の高砂親方の先見性、眼力、指導力には改めて敬服するしだいです。
高見山が新入幕をしたのは確か私が小学5年生の時、優勝した時は中学3年生の時、そして引退したのは私は大学を卒業して社会人になっていたはずです。ですからたいへんな息の長い現役生活だったと言えるでしょう。私自身のいろいろな出来事とダブってしまいます。
ですから、あの高見山が定年と聞いて改めて私自身も年をとったのだなあと実感してしまいました。
私が見たワイドショーでは元横綱輪島も登場してたいへん懐かしかった。高見山は輪島にたいへん強かった!
そしてあの大関貴ノ花との最後の一番も放送され貴ノ花ファンとして胸に迫るものがありました。
貴ノ花を一気に土曜際に攻めたてる高見山。
驚異の粘り腰を見せ逆転する貴ノ花。
ほぼ同体の攻防で軍配は貴ノ花に上がるが物言いがつき、貴ノ花のマゲが一瞬早く土俵についており、行司差し違えで高見山の勝ち。
行司は当時の三役格の式守伊三郎。これまた懐かしい。今の行司はさっぱりわかりませんが、あの当時の行司は顔を見ただけで名前がわかります。
この一番は当時テレビで見ています。貴ノ花と高見山。昭和を代表する名力士同士の最後の一番として、私の心の中にいつまでも刻まれることでしょう。

高見山には相撲協会を去っても、いつまでもお元気でいて欲しいものです。そして時々テレビにも登場してあの懐かしい顔を見せて欲しいものです。

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4 コメント

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高見山 (tatti)
2009-05-26 09:27:14
私が子供の頃から知っていた唯一の外国人力士でしたが
「あの大きな身体でどうしてもっと勝てないのか?」
という疑問を投げかけてくれたお相撲さんでした。
子供心に、身体が日本人よりも大きいわりに
勝つことが少ない??(と言っては高見山関に失礼ですが)
なぜだろう?
と考えさせてくれた力士でした。
考えた結果、外人特有の足が長い、腰高
つまり身体の重心が高い故
倒れ安いのだと・・・

同時期活躍していた貴乃花関のファンだったので
そのころの大相撲は良く見ました。
輪島関もなつかしいです。

高見山関は、コマーシャルでも活躍し
親しみやすさが感じられた外国人力士でした。

高見山も相撲協会から去っていく時代なのですね。
最近の相撲はとんと見なくなってしまったので
寂しさがよけいに増しました・・・
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高見山 (オペラファン)
2009-05-26 22:25:53
大相撲界が大関貴ノ花の息子の若貴フィーバーの頃、我が町で大相撲一行の地方巡業があり、見にいきましたが、その時、元高見山の東関親方も来ていて間近で見ました。やはり、でかかった!

>高見山も相撲協会から去っていく時代なのですね。

私自身、本当に年月の流れの大きさを感じました。
大関日馬富士の初優勝で湧きに湧いた夏場所ですが、高見山の定年は私にとって寂しさを隠せません。

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外国人力士 (ピノ好き)
2009-05-27 01:23:00
久々の相撲の話題ですね。

小柄な日馬富士の優勝は素直に素晴らしいと思いましたが、やはり今場所も「また外国勢か…」、という気持ちがどこかにありました。
なんとか、今の横綱達の体力が落ちないうちに、我が国から彼らを脅かす新鋭が現れてほしいものです。
(決して外国出身の力士が嫌いと言うわけではありません)

高見山、私は現役時代を知らないので、東関親方の方が馴染みがありますね(曙とセットで)。
外国人力士のパイオニアとしての苦労は大変なものだったでしょう。
健康維持に気を遣って、長く楽しい老後生活が送れるように祈っています。ジェシーさん、長い間本当にお疲れ様でした。
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外国人力士 (オペラファン)
2009-05-27 22:17:47
ある番組で相撲はハングリーなスポーツといっていました。
しかし日本人がハングリーと言えなくなってきた今、ハングリーな外国人力士が強くなるのは当たり前ではないかと言う番組のコメンテーターのコメントを聞いて考えさせられました。

高見山は現役時代CM横綱と言われるくらい当時、テレビではお馴染みでした。
また元気な姿をテレビで見たいものです。
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