いよいよ有料放送のJスポーツで終わったばかりの世界選手権の放送が始まりました。
フジテレビが完全無視、黙殺しているアイスダンスとペアが見れると思うと、やっとこさと言う気持ちが強い。
さて昨晩は昼間放送されたペアのフリープログラムの録画を夜遅くまで酒を飲みながら見る。
最終グループの4組の演技を見て胸が熱くなる。
素晴らしい演技!
各ペアの世界選手権への思いが強く伝わってきて強い印象が残る。
本当は多くのフィギュアスケートファンに見て欲しい。
それを見せようとしないフジテレビに強い怒りを感じてしまいます。
3位の中国のチン・パン&ジャン・トンは、今回の世界選手権が現役最後の演技。
長い競技生活を締めくくる世界選手権での演技。
初めての自国開催での世界選手権だけに感慨もひとしおだったでしょう。
ミスはありましたが本当に心がこもった演技。ペアという競技の美しさ、優雅さ、そして迫力を見事に伝えてくれた演技でした。
このペアはフレンズオンアイスで6年連続で、その演技を私は生で見ることができました。
初めてアリーナ席で目の前でスロージャンプやツイストを見た時、その物凄さに身震いした思い出があります。
とても人間技とは思えませんでした。
個人的に思い入れの強いペアの現役最後の演技だけに熱いものが込み上げてきました。
そして2位は同じ中国の隋文静&韓聰。
長い現役時代を終えるペアと同じ中国から新しい若い力の台頭。
また時代の移り変わりを強く感じるものがありました。
それにしてもチャイコフスキーの幻想序曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」での演技は素晴らしかった。
この重厚な音楽に負けることなく、この若いペアは最高のものを見せてくれました。
今回の世界選手権でのペアの演技では最高だったと言っていいでしょう。
おそらく世界の頂点に立つのは、もう時間の問題でしょう。
さて番組ではインタビューも盛りだくさんでした。
一番印象に残ったのは、やはり優勝のカナダのメーガン・デュアメル&エリック・ラドフォードのコメント。
多くの国際大会で優勝した秘訣は?の質問に。
デュアメルは一言。
努力ですね。
そしてラドフォードのコメントが続く。
楽しく努力することが大切です。
昨シーズンは結果を重視しすぎてスケートを全く楽しめませんでした。
だから僕たちはある約束をして今日のフリーが終わるまで守ってきました。
その約束とは「自分達のために滑り、ただ全力を尽くすこと」です。
再びデュアメルのコメント。
嘘のような話ですが私たちは勝利を意識しなくなったのです。
以前は滑っても点数ばかり気にしていました。
今シーズンは自分たちが満足に行くように滑っただけです。
そうしたら勝てる様になりました。
フィギュアスケートに限らず、他の世界にもつながる極意を教えてもらったような気持ちです。
さてその他のペアでは8位のカナダのジュリアン・セガン&シャルリー・ビロドー、6位のロシアのエフゲーニア・タラソワ&ウラジーミル・モロゾフの若いペアの演技が印象に残りました。
おそらく来シーズン以降、もっと世界の上位に上がってくるのは間違いないでしょう。今後、注目していきたい若いペアです。
さてエフゲーニア・タラソワ&ウラジーミル・モロゾフのコーチは何とロビン・ゾルコウィー!
今後のゾルコウィーのコーチとしての手腕も楽しみです。
さて本日はアイスダンスのショートダンスの放送。
世界選手権が終わっても忙しい毎日が続きます。
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