今日聴いたCD
ラフマニノフ ①ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18②前奏曲 嬰ト短調 作品32の12③練習曲集「音の絵」作品33より第1番、第2番、第9番④コレルリの主題による変奏曲 作品42
エレーヌ・グリモー(ピアノ)ヴラディミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団(2000年、2001年録音 TELDEC盤)
一昨日、手配していたエレーヌ・グリモーのピアノによるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のCDが届く。
892円という私にとって超お買い得価格にての購入でした。
ところでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と言うと、浅田真央さんのオリンピックシーズンである今シーズンのフリープログラムの曲目。
思い出して見るとトリノ冬季オリンピックの時、村主章枝さんのフリーの曲目も、このラフマニノフの協奏曲。
また、その時の村主さんのコーチは佐藤信夫氏。そして、今回、真央さんのコーチも佐藤信夫氏。佐藤コーチは同じ曲でオリンピックを目指す。何か物凄い因縁を感じます。
CDの解説書にラフマニノフの友人であるニコライ・メートネルの、この協奏曲に対する言葉が掲載されていて印象に残りました。
「この主題はロシアそのものであり・・・。最初の鐘の音に始まり、それから昂揚して行くその展開を聞くと、自分たちの眼前に広大なロシアが浮かんで行く様に感じる」
バンクーバー冬季オリンピックの時の浅田真央さんのフリーの曲目はラフマニノフの前奏曲「鐘」
「鐘」!
同じ作曲家で「鐘」に縁のある作品で再び冬季オリンピックへ!
単なる偶然ではあるまい。私は、どうしても振付のタラソワさんの強い思いを感じてしまいます。
タラソワさんにとって自国開催であるソチ冬季オリンピック。
ロシアの大地に響け「鐘」の旋律!
そんなタラソワさんの思いを託されての浅田真央さん。
タラソワさんの思い、佐藤信夫コーチの思い、そして浅田真央さんの思い。
いろいろな思いを込められてのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
このピアノ協奏曲を引っ提げて浅田真央さんがロシアのソチ冬季オリンピックのリンクに立っただけでも私は高揚した気持ちを迎えることが出来ないでしょう。
ああ!願わくはソチ冬季オリンピックの女子シングルのフリープログラムの日が私の公休日でありますように!
トリノ冬季オリンピックの時のように!
さてエレーヌ・グリモーのラフマニノフの協奏曲第2番。
私は今まで熱心なグリモーの聴き手ではありませんでした。あのブラームスのピアノ協奏曲をバリバリ弾く女流ピアニストと言うことで、最近、たいへん興味がわいてきたピアニストです。ですから彼女の弾くラフマニノフを聴くのは、今回が初めてです。
13年前の録音なので、若さにまかせてガンガン弾いているのかと思っていましたが、予想ハズレ。
圧倒的な迫力と、女流ピアニストならではの清純な美しさとを持ち合わせ、流れるような情感あふれる演奏。
アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏も聴き応え十分。よく歌っています。
私がラフマニノフの協奏曲第2番を初めて聴いた演奏は高校生時代購入したアルトゥール・ルービンシュタインのピアノとユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるレコード。
それこそ毎日聴いてラフマニノフの美しい旋律に浸っていました。そんなイメージの強さのためか、それ以降、ラフマニノフの協奏曲第2番の演奏は、どれも物足りなかった。
そんな中、やっとこさルービンシュタイン盤を忘れさせてくれる録音に巡りあった気持ちが今、強い。
今後、私の愛聴盤になるのは間違いないでしょう。
もうすぐグリモーのピアノによるブラームスのピアノ協奏曲第1番、第2番を演奏した新録音が発売予定です。
指揮はボストン交響楽団の音楽監督就任予定のアンドリス・ネルソンス。
今回のラフマニノフのCDの解説書のグリモーの13年前の写真。この頃の彼女は本当に可愛さ一杯。
そんな可愛い彼女とブラームスのピアノ協奏曲のイメージが、どうしても私自身、合致しません。
だからこそ、もうすぐ発売されるブラームスの録音は楽しみです。
第2番のオーケストラはウィーンフィル。期待が高まります。
ラフマニノフ ①ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18②前奏曲 嬰ト短調 作品32の12③練習曲集「音の絵」作品33より第1番、第2番、第9番④コレルリの主題による変奏曲 作品42
エレーヌ・グリモー(ピアノ)ヴラディミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団(2000年、2001年録音 TELDEC盤)
一昨日、手配していたエレーヌ・グリモーのピアノによるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のCDが届く。
892円という私にとって超お買い得価格にての購入でした。
ところでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と言うと、浅田真央さんのオリンピックシーズンである今シーズンのフリープログラムの曲目。
思い出して見るとトリノ冬季オリンピックの時、村主章枝さんのフリーの曲目も、このラフマニノフの協奏曲。
また、その時の村主さんのコーチは佐藤信夫氏。そして、今回、真央さんのコーチも佐藤信夫氏。佐藤コーチは同じ曲でオリンピックを目指す。何か物凄い因縁を感じます。
CDの解説書にラフマニノフの友人であるニコライ・メートネルの、この協奏曲に対する言葉が掲載されていて印象に残りました。
「この主題はロシアそのものであり・・・。最初の鐘の音に始まり、それから昂揚して行くその展開を聞くと、自分たちの眼前に広大なロシアが浮かんで行く様に感じる」
バンクーバー冬季オリンピックの時の浅田真央さんのフリーの曲目はラフマニノフの前奏曲「鐘」
「鐘」!
同じ作曲家で「鐘」に縁のある作品で再び冬季オリンピックへ!
単なる偶然ではあるまい。私は、どうしても振付のタラソワさんの強い思いを感じてしまいます。
タラソワさんにとって自国開催であるソチ冬季オリンピック。
ロシアの大地に響け「鐘」の旋律!
そんなタラソワさんの思いを託されての浅田真央さん。
タラソワさんの思い、佐藤信夫コーチの思い、そして浅田真央さんの思い。
いろいろな思いを込められてのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
このピアノ協奏曲を引っ提げて浅田真央さんがロシアのソチ冬季オリンピックのリンクに立っただけでも私は高揚した気持ちを迎えることが出来ないでしょう。
ああ!願わくはソチ冬季オリンピックの女子シングルのフリープログラムの日が私の公休日でありますように!
トリノ冬季オリンピックの時のように!
さてエレーヌ・グリモーのラフマニノフの協奏曲第2番。
私は今まで熱心なグリモーの聴き手ではありませんでした。あのブラームスのピアノ協奏曲をバリバリ弾く女流ピアニストと言うことで、最近、たいへん興味がわいてきたピアニストです。ですから彼女の弾くラフマニノフを聴くのは、今回が初めてです。
13年前の録音なので、若さにまかせてガンガン弾いているのかと思っていましたが、予想ハズレ。
圧倒的な迫力と、女流ピアニストならではの清純な美しさとを持ち合わせ、流れるような情感あふれる演奏。
アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏も聴き応え十分。よく歌っています。
私がラフマニノフの協奏曲第2番を初めて聴いた演奏は高校生時代購入したアルトゥール・ルービンシュタインのピアノとユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるレコード。
それこそ毎日聴いてラフマニノフの美しい旋律に浸っていました。そんなイメージの強さのためか、それ以降、ラフマニノフの協奏曲第2番の演奏は、どれも物足りなかった。
そんな中、やっとこさルービンシュタイン盤を忘れさせてくれる録音に巡りあった気持ちが今、強い。
今後、私の愛聴盤になるのは間違いないでしょう。
もうすぐグリモーのピアノによるブラームスのピアノ協奏曲第1番、第2番を演奏した新録音が発売予定です。
指揮はボストン交響楽団の音楽監督就任予定のアンドリス・ネルソンス。
今回のラフマニノフのCDの解説書のグリモーの13年前の写真。この頃の彼女は本当に可愛さ一杯。
そんな可愛い彼女とブラームスのピアノ協奏曲のイメージが、どうしても私自身、合致しません。
だからこそ、もうすぐ発売されるブラームスの録音は楽しみです。
第2番のオーケストラはウィーンフィル。期待が高まります。