オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

フェドセーエフ指揮NHK交響楽団

2013年08月05日 14時14分09秒 | NHK交響楽団
今日は久し振りの公休日。爆睡するつもりだったが、朝早くから蝉の大きな鳴き声で眠れない。
朝から昨晩、遅い帰宅で見ることが出来なかったNHK・Eテレで放送されたNHK交響楽団の定期演奏会の録画を見る。
今年5月の定期演奏会。指揮はN響初登場のウラディーミル・フェドセーエフ。
プログラムはショスタコーヴィッチ・交響曲第1番、チャイコフスキー「弦楽セレナード」、ボロディン・歌劇「イーゴリ公」から「序曲」と「ダッタン人の踊り」
ショスタコーヴィッチの大胆な出世作とロシア音楽の名曲を組み合わせた私好みのプログラム。
指揮のフェドセーエフの名前は以前から知っていましたが、きちんと聴くのは恥ずかしながら今回は初めて。
ショスタコーヴィッチの交響曲も面白かったが、やはりチャイコフスキーの「弦楽セレナード」が仕事に疲れ切った私の体に本当に沁みました。
やっぱりチャイコフスキーは泣けるなあ~。
チャイコフスキー「弦楽セレナード」と言うと、かなり以前、映像でみた小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラの印象が強く残っていますが、今回のN響の演奏は全く逆の演奏。
サイトウ・キネン・オーケストラの演奏は正に、その合奏力の高さを見事に表した演奏でしたが、フェドセーエフ指揮のN響の演奏は、弦楽器がバリバリ鳴っていると言う感じは全くなく、チャイコフスキーの美しい旋律がスッと心に入ってくる感じ。
特に第3楽章の「エレジー」は本当に、しんみりして良かった。冬のロシアの大地にポツンと立つ一軒家の中の暖炉で温まりながら、窓から雪におおわれた風景を見ているような演奏と言うべきか。
これは指揮者フェドセーエフの心なのでしょう。
今回の放送で本当に素晴らしい指揮者を知りました。
今後、遅いのかもしれませんがフェドセーエフのCDを捜すことになるでしょう。
今までフェドセーエフの演奏をきちんと聴いていなかったのは、私自身、チャイコフスキー=ロシアの演奏家と言ったお国ものに対しして、全く、こだわりが無かった、距離をおいていたと言うことの弊害だったのかと思うと、考え方を変えていかないのかなあと思ったりしました。

N響の録画を見たあと、再度、この前に購入した尾高忠明指揮札幌交響楽団によるシベリウスの交響曲のCDを聴く。
やっぱり、これはいいよ!
そして今月の末、いよいよNHK交響楽団がザルツブルグ音楽祭に登場します。
日本のオーケストラも頑張っていますよ!











THE ICE大阪公演 その5

2013年08月05日 10時35分33秒 | 2013年、THE ICE大阪公演



THE ICEではジェフリー・バトルが大活躍。
オープニング、男子グループナンバー 、女子グループナンバー、そしてフィナーレの振付もジェフリー・バトル。
驚かされたのは男子グループナンバー。
右足にスケート靴、左足には滑り止めを付けたスニーカーを履いてのグループ演技。
ジャンプなど派手な演技が出来ませんが、スケーティングの高度な技術が要求されるプログラムだと思います。
練習は大変だったらしい。
映像を見つけましたが、ほんのさわりの、これだけ。
本当は、もっと見応えがありました。
今後の振付師としてのジェフリー・バトルの活躍にも期待したいと思います。