オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

N響アワーのシベリウス。

2008年02月04日 23時16分44秒 | NHK交響楽団
決算月に入り棚卸し等で休みが取れない状態で長い間ご無沙汰していました。もう10日ほど休んでいない。そろそろ体力的にも苦しくなってきている。あさって水曜が久しぶりの休み。とにかく踏ん張ろう!いろいろテレビの番組の録画もたまってきました。落ち着いてきたので、ぼちぼちと見はじめたところである。

昨晩(3日)のNHK教育放送の「N響アワー」の録画を観る。
メインはブロムシュテット指揮のシベリウスの交響曲第2番。シベリウスの作品は大好きであるが2番を聴くのは久しぶりである。いい曲であるが私にとってシベリウスの交響曲はやはり4番から7番が本命である。
シベリウスが三十代半ば民族主義的作品が落ち着いてヘルシンキ郊外のヤルヴェンヴァーの山荘「アイノラ荘」に引きこもって見て感じたものは何であったのだろうか?目の前のフィンランドの自然を通して宇宙を見たのだろうか?4番以降の交響曲はけっして聴きやすく、面白く聴かそうとする作品ではありませんが正に宇宙が鳴り響いている感がします。
4番の第1楽章のアダージョの神秘性。けっして気楽な作品でない。究極の内面的な作品。第5番の壮大さ、自然の香り。第6番の切なさ。そして極限を追求した第7番。
わが国はシベリウスといえば2番。いつも2番。人気のある2番はお任せして私は4番以降の作品に浸りきりましょう。
N響の演奏から脱線してしまいました。第2番の第4楽章の盛り上がりは引き込まれるものがあります。今度の休みには1番か3番を聴いてみましょう!(何というへそ曲がり!)