オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ヨーロッパの荒川静香さん

2008年02月06日 17時05分59秒 | 荒川静香さん
今日は久しぶりの休みで仕事でハードな毎日が続いていて、ぐったりとしていましたが、目が覚めるような写真を見る事ができ、元気がでました。

ヨーロッパのアイスショーでの荒川静香さん。
ブルーの衣装。そしてショートカットの髪型がキマッテイル。笑顔も素晴らしい!
久しぶりに新たに見る事のできた荒川さんの美しさに我を忘れました。

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芸術劇場「フィオレンツァ・コッソット、デビュー50周年記念コンサート」

2008年02月06日 00時45分27秒 | オペラ
今日録画していた2月1日NHK教育放送で放送された芸術劇場「フィオレンツァ・コッソット、デビュー50周年記念コンサート」を観る。イタリアオペラ界最高のメゾ・ソプラノだったコッソットは1935年生まれなのでコンサートが開かれた昨年秋は何と72歳である。
私にとってコッソットはまさにイタリア・オペラ界のメゾ・ソプラノの代名詞である。高校生時代、初めて購入した歌劇「アイーダ」の全曲レコードでアムネリスを歌っていたのが彼女である。以前歌劇「オテロ」の記事でのバリトンのカップッチルリと同様、その声に本当にしびれたものである。そして東京での大学生時代、最後のNHKのイタリア・オペラ公演でチレア作曲「アドリアーナ・ルクブルール」の公演で圧倒されました。この時の共演はソプラノのモンセラ・カバリエ、テノールのホセ・カレラス(3大テナーの一人)でまさに声の饗宴でした。あの巨大な渋谷のNHKホールで朗々と響き渡る声は本当に物凄かったとしか言い様がありませんでした。
さて今回のデビュー50週年のコンサートは年齢を考えると、仕方ないのかもしれませんが全盛時代の声を知っているだけに正直辛かった。初めて聴く「カルメン」や「サムソンとデリダ」のアリアはやはりもっと前に聴きたかった!テレビのスイッチを切ろうかと思いましたが切らなくて良かった!
プログラム最後の「アイーダ」第4幕第1場の後半が演奏され、まさに彼女こそ最高のアムネリスである事を痛感させられた。声の力だけで王女アムネリスの貴高さ、苦悩を見事に表現している。この時だけは声の衰えを感じさせなかった。やはりヴェルディの音楽は素晴らしい。
もっと驚きはアンコールの3曲。「つれない心(カタリ)」「忘れな草」そして何と「君が代」女性によるカタリは初めて聴きました。また「君が代」での日本語の発音の素晴らしさには本当に驚かされました。歌うことを止めないコッソット。元気でいて欲しいものである。

なおコッソットの私の愛聴盤はDVDですが1971年NHKイタリアオペラ公演ドニゼッティの歌劇「ラ・ファヴォリータ」の映像である。共演はテノールのアルフレード・クラウス。当時彼女は三十代前半。絶頂期のたいへんな美声を聴く事が出来ます。またクラウスもハイCの高音を見事に聴かせます。