身近な健康問題とその改善法を、
様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。
メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。
ドクターは、昭和医科大学医学部 内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科学部門
教授 医学博士 山岸昌一先生です。
今回のテーマは「〜肌・血管・認知症にも関係!?〜老化の原因・糖化を防ぐ方法」
皆さんは「糖化」をご存知ですか?
「糖化」とは、AGEsという物質が、体内に蓄積して起こるある身体の変化のこと。
それがシワ・シミ・骨粗しょう症などにもつながる「老化」に大きく関わっているのです。
しかも、AGEsが溜まった人は、そうでない人に比べて、
糖尿病や心臓病のリスクが3倍、病気による死亡リスクは5倍と
寿命が短くなることが明らかになっているのだとか。
そこで今回は、老化の要因となる「糖化」を防ぐ方法を専門医に教えてもらいました。
☆糖化の基礎知識
その結果、たんぱく質が劣化して、老化の原因物質と言われるAGEsが発生し、
色々な老化現象が起こります。
先生によると、アメリカでは老化は病気と考えられ始めており、
老化のスピードには個人差があることから、
「老化は予防できるのではないか」という考え方が出てきているそうです。
<糖化すると、どうなる?>
肌が糖化すると、肌のしなやかさを保つコラーゲンがカチカチになり、
シワやたるみの原因につながります。
さらに、血管が糖化すると命に関わる「動脈硬化」、
脳が糖化すると「アルツハイマー型認知症」が進むことがわかっているそうです。
<糖化の主な原因は?>
先生によると、糖化の主な原因は「食生活」。
食生活を改善すると、糖化年齢は、若返り可能だそうです。

☆老化物質「AGEs」が身体に溜まる経路
<AGEsが溜まる経路(1)体内で合成され蓄積>
身体に老化物質AGEsが溜まる経路の1つ目は
「体内で合成され蓄積」。
重要なのは「血糖値」。
血糖値が高い状態が続くと、血管内に余ったブドウ糖が、
様々な組織のたんぱく質と結びついて、AGEsが合成され蓄積します。
すると、シワ・たるみ・動脈硬化・認知症の進行・骨粗しょう症などを
引き起こす可能性があるそうです。
<食べ方にも要注意!>
早食いやドカ食いは、満腹感を得ることが難しく、糖質を過剰に摂取しがち。
すると、血糖値が上がりやすく、AGEsが溜まりやすくなってしまうそうです。
<AGEsが溜まる経路(2)直接摂取し蓄積>
たんぱく質と糖は、熱を加えることで結合し、AGEsに変化します。
そのため、小麦粉などをまぶして高温で揚げる揚げ物は、
AGEsを多く含む食品の代表格だそうです。
☆先生厳選!ちょい足し食材で糖化予防
<先生おすすめ!糖化対策(1)ネバネバ食材>
長芋・オクラ・納豆などのネバネバ食材に多く含まれる「ペクチン」は、
糖質をコーティングするため糖の吸収が緩やかになります。
すると、血糖値の急な上昇が抑えられ、糖化の予防になるそうです。
<先生おすすめ!糖化対策(2)食物繊維>
野菜など食物繊維が豊富な食材は、血糖値の上昇抑制効果が期待できるそうです。
特に100gあたり3g以上の食物繊維を含むキノコ類が、おすすめなのだとか。
そして、やはり大切なのはベジファースト。
最初に野菜などを食べることで、血糖値の上昇が緩やかになるそうです。
<先生おすすめ!糖化対策(3)低GI食材>
3つ目の糖化対策は、糖質の吸収度合いを示す「GI値」が低い食材を選ぶこと。
糖質を摂るなら白米よりも、パスタの方が、GI値が低く血糖値が上がりにくいのでおすすめ。
どうしてもご飯を食べたい場合は、白米よりも玄米や雑穀米の方が、
血糖値が上がりにくいそうです。
<先生おすすめ!糖化対策(4)ブロッコリースプラウト>
先生によると、ブロッコリースプラウトは、
たんぱく質と糖の結合を抑える効果が最も高い食材。
1日25g摂ると良いそうです。
<先生おすすめ!糖化対策(5)レモン>
レモンに含まれるクエン酸は、たんぱく質と糖の結合を抑えてくれるそうです。
そのため、揚げ物には、レモン汁をかけましょう。
先生おすすめは、揚げる前に、食材をレモン汁につけること。
こうすることで、高温で揚げてもAGEsの少ない揚げ物を作ることができるそうです。
〜日々の積み重ねが大切〜
糖化予防は、日々の積み重ねで効果が出るそうです。
食物繊維をしっかり摂って、バランスの良い食事を心がけましょう。
☆AGEsを増やさない調理法
AGEsの増加量は、調理法によってずいぶん違うそうです。
AGEsの増加量が少ない順に、
「生」、「茹でる・蒸す」、「煮る」、「炒める」、「焼く・揚げる」。
そのため、調理法をひと工夫することも、AGEsを増やさないために大事なのだとか。
ちなみに、鶏肉を茹でたバンバンジーのAGEs量を1とした時、
煮込む水炊きは約2倍、唐揚げは約3倍になるそうです。
☆糖化を防ぐ方法・食事以外編
<先生おすすめ!糖化対策(6)運動>
糖の代謝が間に合わないと、血中内に糖が増え、糖化が進みます。
そこで大切なのが運動。
有酸素運動などで筋肉を使うと、糖が筋肉で代謝され糖化の予防につながるそうです。
運動を続けるのが難しい場合は、30分に3分、1時間に6分は、
立ち上がって動く「ちょこまか運動」もおすすめだそうです。
<先生おすすめ!糖化対策(7)笑う>
緊張し交感神経が活性化するとAGEsが溜まりやすくなり、
笑ってリラックスすると、AGEsの蓄積を抑制できるそうです。
いつまでも若々しく過ごすため、
笑顔でリラックスする時間を見つけてみて下さい。
<糖化の原因「睡眠不足」>
1日5時間ほどしか眠らない人は、AGEs量が高いというデータがあるそうです。
眠っている時間は、副交感神経が優位のリラックス状態なので、
「笑う」のと同じ効果が期待できるのだとか。
糖化対策として理想的な睡眠時間は、1日7時間半だそうです。
(2025年4月20日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
運動、笑いが効果あり、と遅ればせながら学んだりした・・。
せめてささやかな日常生活を過ごす為に、健康寿命の範囲で、
いつまでも過ごしたいなぁ、と念願している。
marimari58です。
突然ですが、ブロク下記に引っ越しました。
https:/ameblo.jp/kobadesuyo58/
今後もよろしくお願いいたします🙇
先程、貴女様よりコメントを頂いたことに気付きまして、
大変失礼を致しました。
>こんばんは。
>marimari58です。
>突然ですが、ブロク下記に引っ越しました。
>https:/ameblo.jp/kobadesuyo58/
>今後もよろしくお願いいたします🙇
こちらこそ、たまたま私は『あてなブログ』に移籍の作業をしていますが、
貴女様の『アメーバ』とは違いますが、貴女様の愛読者のひとりとし、
今後ともよろしくお願い致します。