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介護・福祉を考える「すずらんの集い」から訴え・・・第9期(2024年度)介護保険制度改悪を許さない運動を  

2022-08-29 22:22:18 | 介護・福祉すずらんの集い
7月24日、「2022年平和と民主主義をめざす全国交歓会」の「介護分科会」に参加した時の報告です。。

政府は、2024年度の第9期介護保険制度改定に向けて更なる改悪を狙っている。それは、

① ケアマネージャーが立てるケアプランの有料化(現状は利用者負担なし)
② 要介護度1・2の方の介護保険からの除外
③ 利用者負担の原則2割負担の導入等

分科会では、介護現場から3本のレポートが提起。
デイサービスからは、本人の状態が変わらないのに介護度が下がり、週2回のデイサービスが1回となり心身の機能低下が進んだため、今は空きが出たときに自費(10割)で追加利用をしている報告。

ケアマネージャー(=以下「ケアマネ」)からは、介護保険料が払えず利用料が10割負担のペナルティを課されている高齢者世帯。10割の介護サービス利用料は払えないため、持病のある80代の夫が、「要介護5」の80代の妻を家族介護している現実。ケアマネの関わりにも10割の利用者負担が生じるため、ケアマネは無報酬で関わりを続けているが、所属の事業所からは、関わりを断つように迫られている。

小規模多機能ホームからは「要介護1・2」の利用者が、今でも十分なサービスを受けることができない現状が報告された。
参加者は、現場の具体的な話を聞き今回の改悪が、さらに介護崩壊、介護破綻に拍車をかける動きであること、今後の「介護保険制度改悪反対署名」
を関係者だけでなく、SNSも含め、広範な市民に広げていく必要性を確認した。

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