昨年(2018年)の福祉・介護を考える「すずらんまつり」の参加者・スタッフ。「 まつり」には200名の参加がありました。
さて、11月9日介護・福祉総がかり行動が呼びかける集会に参加した。まだまだ介護保険制度は悪くなります。2021年の実施にむけて今年の12月には、意見をまとめ来年の通常国会に改定案を提出する準備がされています。
講師の日下部雅喜さん(大阪府社会保障推進協議会・介護保険対策委員会)の話による「4つの改悪」は、
① ケアプラン作成の有料化
介護保険のサービス利用の「入口」からの排除。この有料化は、毎月負担が増えます。
目安 要支援1・2 431円 要介護1・2 1,054円 要介護3~5 1,369円
②に2割・3割負担拡大
現在 所得220万円(年金収入340万円)以上が3割負担 現在は、高齢者の多く は280万円未満 この金額が見直される。現在は、在宅利用者の4.4%が3 割負担
③要介護1.2の総合事業移行
現在の支援1.2~「生活援助等」(ホームヘルプ・デイサービス)まで総合事業に移行すると、国のポランティアによる「住民主体型」に移しかえることが強化されている中、従来のヘルパーの利用ができなくなり、サービス利用ができなくなり、事業者も激減することになります。
④財政インセンティプで「自立支援」競争
国が、要介護認定者を減らし、給付を減らせば、多くの交付金を配分するという締め付けは、高齢者を必要以上に「自立」への追い詰めることになります。年齢による体の変化は、避けがたいからです。
いま全国で、介護保険の見直しへの反対の動きが全国で強まり、内容の「見直し」もあるようです。声を上げれば、方針は変えれます。数年後を考えると年を重ねることに不安を感じます、希望が持てない流れを変えたいですね。