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地域でのライブ 安全対策をした短時間だが、楽しめた時間だった
新型コロナの感染拡大が止まらない。市民に「自粛」を要請するだけでは、根本的な解決にならない。医療の安定した体制、介護施設の日ごろからの公的支援の充実がなければ感染病などの非常事態日は対応できないのが明らかです。
市民の会会報「平和がいちばん」に介護施設の方からの投稿があった。多くの方にこの現実を知ってほしい。
私は、介護施設で実際に陽性者のケアにあたり、その経験から、新型コロナウイルス対応について思う事を述べたい。
本来、介護施設で感染した入所者は入院すべきとされていたが、第3、4波と当然のように介護施設での療養を余儀なくされている。行政による組織的な支援もなく、施設での自助努力に委ねられ、医療の提供さえ道筋がなかった。
現在は、迅速なPCR検査、医療スタッフの派遣など改善された点もあるが、そもそも、感染症を施設で看ること自体が異常事態だと思う。医療体制の逼迫等そうせざる得ないなら、何らかの支援が必要ではないだろうか。そして、感染リスクを負いながら、ケアにあたった職員に対し、長期的な視点からも目を向けて頂きたい。
現在、介護施設では、ワクチン接種が進んできている。しかし、2回接種を終えると「施設従事者向けの定期PCR検査(無症状)」の利用はできない。私たちが安心して働ける環境が後退しないか懸念している。( 介護事業所 O )
6月15日の市民の会の要請行動で市は、「ワクチン接種が進めばPCR検査の必要性がなくなる」とのニュアンスでしたが、会から「PCR検査はなくなるの?」との問いかけに、「(施設での定期的なPCR検査が)絶対だめとは言わない」との回答です。
7月2日に市から届いた回答書にも、施設での定期的なPCR検査を廃止するとの文言は見当たりません。
第5波も危惧される中、感染者が出てからの対応ではなく、無症状者の定期的な検査の実施を、今後も強く要請していきたい。 (すずらんの集い)