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台風

昨日の台風から一転、今日は朝から爽やかな秋晴れ。
昨日の明け方は風と雨の音がものすごくて二度寝したいのに寝てられなくて、
「この調子で会社休みになればいいのにね~」という猛烈な豪雨の中でオットは出社し
ひとり家に残ったものの、どっかから飛んできた何かが窓ガラスに当たってガシャーンと割れたらどうしよう。
とびびるほどだったけど、あれ?雨がやんだと思ったらみるみる明るくなって雲の切れ目から青空が見えた。
午後からは畑作業。もとからヤワだった畑の豆の支柱は壊れたけどその他の植物は平然としている。
今年初めて、たった1個だけ実がついた庭のアボカドの実もこの強風をものともせず無事にぶらさがっていた。

それにしても、静岡は台風が多いな~。
私は仙台で生まれ二十歳くらいまで過ごした間では台風が来た記憶はめったにないけど
台風といえば高校の修学旅行で京都奈良へ行った時のことを思い出す。
ちょうどグループ自由行動の日、自分のグループは大阪へ足を伸ばして食べ歩きするという計画でいたのに
台風上陸見込みの予報が出て、京都市内から出るなというお達しが出てしまった。
まだ上陸してないのに!上陸の見込みだけで京都のめぼしいお店も早々と店仕舞してしまい
ロクに買い物すらも出来なくなり「京都のヒトは見込みだけで閉店するなんて根性が無い!」
なんていきりたっていたアホな若かりし日。
こっちに嫁に来て台風上陸見込みのその前に備えて準備することがとーっても大事なのだとよく分かった。
雨戸を閉めたり物干し竿を下ろしたり外の自転車を家の中に入れたりその程度だけど。
と言ってもほとんどオットがやってくれてるのだけど。
昨日の朝は全国ニュースで浜松が冠水している風景が映り、磐田も数カ所冠水していると放映されてたので
県外の家族から「大丈夫?」と連絡が来たけど、電話くれた時はすでに台風一過の青空。
以前、台風でうちの前の道路が冠水したりご近所の屋根やテラスや看板が飛んだり
うちの二階の窓も強風で壊れた時、けっこう地域に被害が出たことがあったのだけど
その時はニュースにならずテレビで映像も流れなかったので心配の声もなかった。

これを書いてるまさに今、茨城の鬼怒川の堤防が決壊してしまった。大変な被害だ。
爽やかな秋空の広がる今朝、ラジオで特別警報が出たと聞いて
浜松過ぎて今度は茨城か~大変だな~と他人事に思った。
ほんのわずか台風の進路がずれていれば、うちの目の前の川が増水、堤防決壊、
床上浸水どころか家が流されていたかもしれない。
川の水が住宅地にあふれ出る風景を見ると311震災の時の名取川に津波が溯上してきた時のリアル中継を思い出す。
堤防決壊した川の水はとめられない。
自分は難を逃れて良かったと思ってる場合じゃない。
備えと覚悟、逃げる一瞬の判断を。

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