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結実

1年前は想像だにしなかった新型ウィルスが世に蔓延し、過去に例を見ない大雨が降り続く中、それでもなお今年も畑の果樹の実を収穫することが出来た。もはや奇跡。これだけ大規模自然災害が頻発すると自分や自分が関わる畑に被害が生じないことの方が可能性が低い。今月の雨でも長野畑は無事だったけど、畑へ行く途中の山道がやっぱりちょびっと崩れた。九州のように山の斜面一面崩れるような大規模ではなかったので1日で復旧しニュースにもならない。そういえば数年前の台風で静岡の自宅を含めこの地域が強風被害を受けて、うちの窓が壊れたりご近所さんのお宅の塀が倒れたりデッキが倒壊したり家の前の道路が冠水したりしたこともあったけど県内ニュースにもならなかった。狭範囲小規模被害ってそんなもんか。2週間前の球磨川流域の豪雨被害は広範囲大規模激甚災害だけど直後に比べてニュースも減った。そしていつしか忘れゆく、それでいいのか。
311含め自然災害について言いたいことは山ほどあるけどそれはさておき、今年も畑の自家栽培果樹の収穫が出来たことに素直に感謝したい。全般的に去年より収穫量は減ったし、うちの庭畑の杏と梅のように全く収穫できなかったものもあるけど、逆に長野畑のブルーベリーやジューンベリーのように去年より収穫出来たのもある。上記写真のグースベリーも去年より減ったとはいえそこそこ採れた。採れたはいいけどその後の難題は、ジャム加工する前の果実の下処理である。1センチ弱のグースベリーの実を一粒一粒指でつまんで、実の上部の軸と下部の花落ち(枯れた花びら)を除去する作業が想像を絶する大変さなのだ。作業自体はものすごーーく簡単な単純作業なので誰でも出来るし100g程度やるのは鼻歌歌いながらでも出来るけど、500gの下処理に1時間要するこの作業をキロ単位でこなすのが大変なのだ。1日中やってると気が狂いそうになる。去年は土日に長野畑に行って収穫し、平日オットが会社に出勤してる間に、気が狂いそうになりながら私がやったけど、今年は定年退職したオットが朝から晩まで丸3日間がかりでぜーんぶやってくれた。感謝。この下処理をやらない限りジャム作り工程に進めない。

※現在の畑の状況や写真はオット担当のFacebookでご紹介しています。

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