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山の畑のまわり


↑長野畑で野生化しているホップ。

長野市の東、旧鬼無里村の中でもとりわけ標高の高い集落に毎月果樹畑の
手入れをするために足を運んでいる。長野市街地から車で40分弱。
こんなに超ド級の田舎(失礼)の山なのに、車で少し走ると新幹線も停まる県庁所在地の都会(?)まで
すぐにたどりつくというのがある意味すごい。だいぶ道が良くなったということもある。

いつもお世話になっている地主さんのご自宅の軒先には大きな大きなスズメバチの巣があった。
わんわんたかっている蜂の群れに思わず身の毛がよだったが、地主さんいわく「そろそろとり頃だな~」。
巣の中に入っている蜂の子は地元の方達にとってはお御馳走。
以前一度ご相伴にあずかったことがある。私の印象「ミルクっぽいカツオの血合いみたいな味」。
血眼になって蜂の巣取りをする気持ちも分からないではない。でも私はもういい・・・

 

果樹畑の房すぐりの木にくっついていた小さな蜂の巣はスズメバチとは全く違った精巧な作り。
アシナガバチの巣とも違うよう。

 

「あーークワガタだーーー!」と嬌声を発してつまみとるオット。
これ?これがクワガタ?ただの黒い甲虫(よもやゴキブリ?)にしか見えない。
「ミヤマクワガタのメスだよ」
よく分かるな~~。虫好き少年(老年)にはたまらないだろう。
今年の夏は、うちの裏庭にもカブトムシがわんさかいた。
小さなお子さん連れのお客様に「カブトムシ見ますか~?」とご案内したら
「カブトムシって飛ぶんですか?」と男の子に聞かれた。
「と、飛ぶと思いますよ。見たことないけど」
虫が身近でない場で暮らす子供にとって虫は異星人に等しい。

   

山里で暮らす多種多様な虫達の姿には目を見張るものがある。
あぁ何故君達はそんな奇怪な色と形を身にまとう?
逆に虫には人間の方が奇怪だと思われているかも。姿だけではなく行動も。

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