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夏休み旅日記~8月14日続き



「キリストの里」新郷村は東北地方のどこかしこにもありそうなごく普通の山村だった。
突如「キリストの墓」の看板が道路上に現れる。
ここ、新郷村にはキリストの墓とキリストの弟のイスキリの墓が隣り合わせに存在する。
小山の上のこんもりとした古墳を思わせる二つの隆起。
これが「キリストの墓」であると断定できるとは言えないと思うが、必ずしも否定しきれない史実が存在するというのがコワイ。
この地の盆踊りの唄「ナニャドヤラ」が古代ヘブライ語では「御前(おんまえ)の聖名を褒め讃えん」という意味だとか。
東北弁ってフランス語の音に似てると私は思うのだが、私には理解出来ない青森弁を早口でしゃべられたら「ウニャウニャナニャドヤラ」とか聞こえるかもしれないな~。
新郷村の中心地の戸来や十和田湖東に位置する戸来岳の戸来(へらい)はへぶらいが訛った言葉だとか。
子供が生まれたら額に墨汁で十字のマークをつける風習があるとか。
一概に何とも言えないが、新郷村の隣の秋田県鹿角市には正体不明のストーンサークル群もあるし、未知なる空気の一筋が現代も流れている一帯であることは確かだ。



更に林道を奥に入っていくと「上大石神ピラミッド」「下大石神ピラミッド」がある。





鬱蒼とした森の小道を登った頂上にある巨石群。
むっとした暑気のさなか、下の方の石の間から冷たい風が吹き出ていた。

新郷村から直線距離で北に15kmほどの「道の駅奥入瀬」に行くべく、ルートを探す。
40km迂回して国道4号を通って十和田市から西に入る道が国道ずくめで手堅いだろうが、それではあまりに遠回り過ぎる。県道以下の一般道を真北に進んでいるつもりが道に迷うこと数回。途中閉鎖されていた道もあり。何だこれ~?そんなに深い山道でもないのに何でこんなにアクセス悪いのだ。結局分かりやすい幹線で遠回りするルートが一番早かったかも。

道の駅奥入瀬の売店で七戸高校で作られた「カシス(黒房すぐり)ジャム」を買って隣の地ビールレストランへ。
メニューを見ると「毎月第3木曜日は女性1000円で飲み放題」だって!
第3木曜って明後日16日宿泊予約した日ではないか!飲み放題でしこたま飲んで、そのままこの道の駅で車中泊プランが理想であった。あぁ~惜しい~!
しかし実際この日飲み初めてみたら、ヴァイツェン一杯とピッチャーで頼んだダークラガーで十分満喫できた。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
行きました…(^^ゞ (ミンミン)
2007-08-28 08:39:20
杜さん、おはようございます~。
青森へ旅行した際に母の強い強~~~い希望で
このキリストの墓と、ピラミッド
さらには秋田の環状列石群(ストーンサークル)にも行きました。
私、キリストの墓では例の顔出し看板(?)で
記念写真まで撮りましたよ~。

こういうのが好きな母で
よく竹内文書の事とか伊勢神宮のこととか
聞いてないのに一方的にいつも聞かされます(^^ゞ
 
 
 
ミンミンさま ()
2007-08-28 12:24:48
ミンミンさん、顔出し看板写真まで撮ったんですか~ぷぷ。流し目で!?

高橋克彦の小説を読んでいたら
竹内文書やキリストの墓、迷ヶ平の話が出ていたので
いつか行ってみよう~と今回初めて新郷村に足を運びました。
お母様、そっち方面詳しそうですね~。
伝説の里や神秘的な場所は
事前に下調べしてから現地に赴くと
一層おもしろいでしょうね~。
 
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