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小澤と民主党潰しの動機

高知地方検察庁、及び高松地方検察庁の次席検事。名古屋高等検察庁の総務部長、大阪高等検察庁公安部長などを歴任した三井 環:みつい・たまき〔65歳〕氏は約30年に渉って検事生活を送ってきたが組織内部の「裏金作り」を告発、直後に公務員職権乱用罪などで逮捕・起訴され刑務所に1年余り収監された。

今1月18日静岡刑務所を出た三井氏は検察の暴走について次のように語っている。

昨春の小澤秘書逮捕で、検察は『選挙に影響を及ぼす時期に強制捜査はしない』という不文律を破りました。理由は明白で、民主党政権の誕生を何としても阻止したかったのでしょう。勿論バックには自民党がいる。

裏金問題という“弱み”を握られている検察は、自民党に逆らえないのでしょう。『年間6億円に上る調査活動費を裏帳簿で管理しゴルフや飲食代,マージャンなどの遊興費や法務省幹部の接待費に充てている』

三井氏が2001年に告発した裏金問題は検察組織を大きく揺さぶった。検察という捜査機関が自ら違法行為に手を染めていた事が明るみに出れば、検察の威信は失墜するからだ。

しかし三井氏は2002年4月に突然大阪地検特捜部に逮捕された。
容疑は電磁的公正証書原本不実記載、公務員職権乱用など、とってつけたような“微罪”だった。

三井氏は1,2審で『口封じが目的の立件で、検察による公訴権の乱用である』と無罪を主張したが、認められず、上告も却下された。
しかし、2審の大阪高裁判決では検察の裏金作りが一部認定された。

「告発した当時、裏金作りの実態を京都市内のホテルで自民党幹部に細かく説明しました。しかし、事実解明も改善もされず、森山眞弓法務大臣や原田明夫検事総長は共に会見で『事実無根』とシラを切った。

私はこの時、“検察と自民党が完全に手を握った”と思いました。
案の定、日本歯科医師連盟と自民党をめぐる1億円のヤミ献金事件はウヤムヤに終わりました。(自民党20人の国会議員にヤミ献金が渡っていたとされた疑獄事件:多くの逮捕者が出ると思われていた・・・)

検察はここ数年自民党の大物政治家に手を出していない。自民党と一緒にケモノ道に踏み込んだのです。〔昨年、大久保秘書逮捕の後、漆間官房副長官が、・自民党側には捜査は及ばない・と言明し自民党による国策捜査だと疑う国民が多かった・・・事実は国策捜査だった〕

しかし民主党政権誕生で慌てる事に成る。民主党は取り調べの可視化法案や検事総長人事を国会承認案件にすることに積極的です。仮に検事総長が民間人になれば、隠してきた裏金問題が明らかに成ってしまう。

だから何としても民主党政権を潰したい!そんな思惑が見えます。
だとすれば、検察と小澤幹事長の捜査は『戦争』です。戦争だからあらゆる策略を使う。検察は積極的にマスコミに情報をリークし、捜査を有利に進めようとするでしょう。   二へ続く




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